3カ月間売上ゼロ…町にある"寂れた文房具店"が潰れない理由:所さんのそこんトコロ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(毎週金曜夜8時)。
「テレ東プラス」では、7月25日(金)に放送された「客こないのにどうして潰れないんですか?」をプレイバックします。
【動画】3カ月間売り上げゼロ…"寂れた文房具店"が潰れない理由とは
客が来ているのを見たことがないのに、なぜか潰れない…そんな謎の店を徹底調査!

やって来たのは、東京・蒲田の住宅街にある、昭和27年創業の「須山文房具店」。

店内には、2000年製のボールペンや昭和を感じる表紙の連絡帳など、懐かしい文房具がずらり。店主が趣味で集めたギターや天体望遠鏡などのコレクションも、無料で展示されています。

店主の須山さんによると、「売り上げは限りなく0です」。
なんと1月から3月までの3カ月間、売り上げはまさかの0円。「はっきり言って、なんで存続してるのか分からない」と苦笑いします。
実際にスタッフが2日間張り込んでみたところ、店を訪れたのは迷い込んだハトだけ…。これほどまでに客足がないのに、なぜ店は潰れずに続いているのでしょうか?

スタッフが「大変失礼なんですけど…客が来ないのに、どうして潰れないんですか?」と尋ねてみると、「これから仕事の残りがあるので、一緒に行ってみます?」と須山さん。閉店後、車に大量の荷物を積み込み、どこかへ向かいます。
到着したのは地元の学校。積んでいたのは、コピー用紙や画用紙などの紙類でした。
実は須山さん、学校や病院などから定期的に注文を受け、紙製品を配達していたのです。店頭の売り上げはなくとも、地元の施設への納品でしっかり収入を確保していました。

客が来ないのに店舗を構え続ける理由は、この店を守るために苦労を重ねてきた両親の姿を見てきたから。
須山さんは、「私が簡単に閉めるわけにはいかない。親父の苦労を見たら、俺の苦労なんて半分もいってない。しがみついてでも続けていれば、少しでも親父に近づけるかな」話します。店を続けることは、父親への尊敬と感謝の証でもあるのです。

続いて訪れたのは、東京・銀座の路地裏にある昭和25年創業の「岡田かめや」。
銀座で60年以上にわたり、海産物やドライフルーツなどの乾きもの専門店として営業しており、店内には約300種類の商品が並んでいます。

早速、開店と同時に張り込みを始めましたが、一向に来客はありません。
3代目店主の岡田さんによると、お客が少ないのはいつものこと。いったいなぜ潰れないのでしょうか。
午後4時、スタッフが再び店を訪れると、店の前には両手に袋を持った岡田さんがいました。自転車にたくさんの商品を積み、どこかへ向かいます。

向かった先は開店前のバーやクラブでした。
実は「岡田かめや」の顧客の約7割がバーやクラブで、毎日20軒以上の店におつまみの乾きものを配達しています。ある店のマスターは「銀座のバーにとって欠かせない存在」と語り、顧客からの信頼も厚いことがうかがえます。

「おいしいおつまみを届けて、喜んでいただきたい」と笑顔で語る岡田さん。客足が少なくても潰れない店には、その店ならではの多くの秘密が隠されていました。
「テレ東プラス」では、7月25日(金)に放送された「客こないのにどうして潰れないんですか?」をプレイバックします。
【動画】3カ月間売り上げゼロ…"寂れた文房具店"が潰れない理由とは
客が来ているのを見たことがないのに、なぜか潰れない…そんな謎の店を徹底調査!

やって来たのは、東京・蒲田の住宅街にある、昭和27年創業の「須山文房具店」。

店内には、2000年製のボールペンや昭和を感じる表紙の連絡帳など、懐かしい文房具がずらり。店主が趣味で集めたギターや天体望遠鏡などのコレクションも、無料で展示されています。

店主の須山さんによると、「売り上げは限りなく0です」。
なんと1月から3月までの3カ月間、売り上げはまさかの0円。「はっきり言って、なんで存続してるのか分からない」と苦笑いします。
実際にスタッフが2日間張り込んでみたところ、店を訪れたのは迷い込んだハトだけ…。これほどまでに客足がないのに、なぜ店は潰れずに続いているのでしょうか?

スタッフが「大変失礼なんですけど…客が来ないのに、どうして潰れないんですか?」と尋ねてみると、「これから仕事の残りがあるので、一緒に行ってみます?」と須山さん。閉店後、車に大量の荷物を積み込み、どこかへ向かいます。
到着したのは地元の学校。積んでいたのは、コピー用紙や画用紙などの紙類でした。
実は須山さん、学校や病院などから定期的に注文を受け、紙製品を配達していたのです。店頭の売り上げはなくとも、地元の施設への納品でしっかり収入を確保していました。

客が来ないのに店舗を構え続ける理由は、この店を守るために苦労を重ねてきた両親の姿を見てきたから。
須山さんは、「私が簡単に閉めるわけにはいかない。親父の苦労を見たら、俺の苦労なんて半分もいってない。しがみついてでも続けていれば、少しでも親父に近づけるかな」話します。店を続けることは、父親への尊敬と感謝の証でもあるのです。

続いて訪れたのは、東京・銀座の路地裏にある昭和25年創業の「岡田かめや」。
銀座で60年以上にわたり、海産物やドライフルーツなどの乾きもの専門店として営業しており、店内には約300種類の商品が並んでいます。

早速、開店と同時に張り込みを始めましたが、一向に来客はありません。
3代目店主の岡田さんによると、お客が少ないのはいつものこと。いったいなぜ潰れないのでしょうか。
午後4時、スタッフが再び店を訪れると、店の前には両手に袋を持った岡田さんがいました。自転車にたくさんの商品を積み、どこかへ向かいます。

向かった先は開店前のバーやクラブでした。
実は「岡田かめや」の顧客の約7割がバーやクラブで、毎日20軒以上の店におつまみの乾きものを配達しています。ある店のマスターは「銀座のバーにとって欠かせない存在」と語り、顧客からの信頼も厚いことがうかがえます。

「おいしいおつまみを届けて、喜んでいただきたい」と笑顔で語る岡田さん。客足が少なくても潰れない店には、その店ならではの多くの秘密が隠されていました。
記事提供元:テレ東プラス
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