“休暇中”に26億円超ゲット!? 世界1位スコッティ・シェフラーのボーナスがすごい
今週のPGAツアーはレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」(31日開幕)。プレーオフ進出をかけたし烈な争いが繰り広げられる一方で、すでに上位につけている選手たちは“休暇モード”に入っている。
そんななか、フェデックスカップランキング1位を走るスコッティ・シェフラー(米国)も今週は不在。2週前の「全英オープン」で今季メジャー2勝目を挙げるなど、トップ10入りは今季13回にのぼり、同ランキング2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)に大差をつけている。
そのシェフラーだが、今週は一打も打たずして巨額のボーナスを獲得する見込みだ。レギュラーシーズン終了時点でのランキングトップ10にはボーナスが支給されるが、すでに1位が確定しているシェフラーには1000万ドル(約14億8924万円)が贈られる。
なお、今年からは最終戦の「ツアー選手権」(8月21~24日・アトランタ)で採用されていた、ランキングに応じてスタートスコアに差をつける方式が廃止され、30選手がイーブンの状態から争う新フォーマットが導入された。それに伴い、ボーナスの支払い体系も変更されている。
さらに、別枠で用意されている「コムキャストビジネス・ツアートップ10」でも、フェデックスカップランキング上位10人に対して総額4000万ドル(約59億5098万円)が分配される。ここでも1位のシェフラーには800万ドル(約11億9015万円)のボーナスが確定している。
つまり、シェフラーは休暇を取りながら、なんと1800万ドル(約26億7785万円)もの大金を稼ぐことになる。
ちなみに、現在フェデックスカップランキング23位の松山英樹がトップ10のボーナスを得るためには、ウィンダム選手権での優勝が必要条件となっている。(文・武川玲子=米国在住)
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