1年で平均10y伸びた経験のある脇元華 飛ばしのコツは「上半身の力を抜いて足でリズムを取る」 【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか?
ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました!毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は脇元華に聞いてみました。
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プロ2年目の2019年に初シードを獲得した脇元は、一時はシード権を手放したものの23年からはシード復帰を果たしている。シード権を落としてからスイング改造に着手し、1年で10ヤード以上の飛距離アップに成功した経験もある。
脇元からの飛距離アップのヒントは、ずばり下半身の力を使うことだ。「上半身の力を抜いて、足でリズムをとって思い切り振っていくことが大切です」。飛ばそうと思うとクラブを持っている手先や腕、上体に力が入りがちだが、上半身よりも大きな筋肉の下半身のパワーを使うことが有効だという。
下半身の使い方を詳しく聞いてみた。「足踏みしながらリズムをとって、下半身の動きに上半身が勝手についてくるようにしたいですよね」。足を広げてアドレスをしてから、その場で右、左と交互に足踏みをすると、自然と上半身が動くことが感じられる。その感覚をスイングのイメージにつなげて下半身主導でリズムをとってクラブを振れるのが最高だ。
「本当に飛ばしたいときは、バックスイングで右足に体重を乗せて、ダウンスイングで左足に移動してと、左右の動きを入れるのは有効なのですが、これだとミート率が下がりやすくなります」と、過度な体重移動は意識しなくていいという。
「方向性も重視したいので、バックスイングではあまり右に乗らずに、その場で回る感覚でOK。腰から上は脱力して、ダウンスイングで右腰から蹴り上げる感覚で左に乗って、インパクト時には左足を伸ばしてそのパワーを受け止める」
下半身の使い方は最初は難しいかもしれないが、腰から上の上半身は脱力をして下半身主導でスイングすることが飛距離アップのカギになりそうだ。
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