女性活躍推進のための優れた活動を表彰 「令和7年度農山漁村女性活躍表彰」、9月30日まで募集

全国の農林水産業で、女性活躍推進のために優れた活動を行っている個人や団体を表彰する「令和7年度農山漁村女性活躍表彰」で、応募を9月30日(火)まで受け付けている。農山漁村男女共同参画推進協議会が主催、運営主体は農業ソーシャルベンチャーのマイファーム(京都市)。
女性が農山漁村でいきいきと活躍できる環境をつくり、農林水産業の発展に寄与することが目的の表彰制度。農林水産業と農山漁村の活性化、農林水産業経営や政策・方針決定への女性の参画推進、次世代リーダーとなりうる若手女性の農林水産業への参入などの優れた活動を行っている個人や団体を、6部門で募集する。
6部門は、「A 女性地域社会参画部門(個人)」、「B 女性地域社会参画部門(組織)」、「C 女性登用・組織参画部門」、「D 女性優良ビジネス部門」、「E 女性新規事業・チャレンジ部門」、「F 女性活躍応援・次世代育成支援部門」。C~Fは、個人または団体・組織の取り組みを表彰する。
昨年の最優秀賞(農林水産大臣賞 女性地域社会参画部門)の個人は、農業委員会会長として、また農業者として地域の課題解決と資源循環のまちづくりを進めている、福岡県みやま市の德永順子さんが受賞。組織は、栃木県大田原市 大田原市農業委員会が受賞した。同農業委員会は、女性農業委員登用率を国の設定よりも高い30%とする目標を掲げ、女性農業委員で構成する女性農業委員グループの設立、女性農業者の支援、情報共有の場の提供などに取り組んできたことが評価された。
昨年度の受賞者の活動内容、表彰式の開催レポートなどは、公式サイトで公開している。また要項等詳細も公式サイトに掲載している。
受賞者決定は2026年1月ごろ。農林水産省が「農山漁村女性の日」と設定している3月10日(火)には、各部門から選出された最優秀賞(農林水産大臣賞)・優秀賞・優良賞の表彰式を予定している。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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