2年に1度の米国VS欧州の対抗戦「ライダーカップ」 2031年はスペイン・バルセロナで開催へ
22日、2年に1度行われる米国と欧州チームが戦うゴルフ最大のイベント「ライダーカップ」は、2031年大会をスペインのバルセロナ近郊のコスタブラバにある“カミラル・ゴルフ”で開催することを発表した。
今年は9月にニューヨーク州のベスページ・ブラックで開催される。2027年はアイルランドのアデア・マナー、2029年は米国に戻りミネソタ州のヘーゼルチンナショナルで行われる。
スペインでライダーカップが舞台となるのは34年ぶり2度目。1997年、“バルデラマ”大会で故セベ・バレステロス(スペイン)率いる欧州チームが勝利し歴史に残る試合となった。中央ヨーロッパでライダーカップが2度目の開催となるのはスペインが初となる。
“カミラルゴルフ”はスペインのカタルーニャ地方で、バルセロナ近郊のコスタブラバに位置するゴルフリゾート。2つの18ホールを有すスタジアムコースでは、欧州ツアーも開催されている。
バルセロナは1992年に夏季オリンピックを開催し、またF1スペイングランプリ、ロードレース世界選手権のカタルーニャグランプリ、またサッカーのUEFAチャンピオンズリーグ、FCバルセロナのホームとしても知られている。
スペイン国立スポーツ高等評議会のホセ・マヌエル・ロドリゲス・ウリベス委員長は「スペイン政府は2031年ライダーカップの開催地としてカミラールが選出されたことを歓迎します。この世界的なスポーツイベントは、世界中の数百万人の視聴者に我が国を紹介する素晴らしい機会となるでしょう」と歓迎した。
中央ヨーロッパでは2023年にイタリアのローマ、2018年はフランスのパリで開催されている。(文・武川玲子=米国在住)
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