米・欧初Vのライアン・ジェラルドは、タイトリストの何を使っている?【WITB】
<バラクーダ選手権 最終日◇20日◇タホ・マウンテンC オールド・グリーンウッド(カリフォルニア州)◇7480ヤード・パー71>
欧米共催のステーブルフォード方式(ポイント制)大会は、ライアン・ジェラルド(米国)がトータル47ptで初優勝。今大会の賞金総額は400万ドル(約5億9413万円)で、優勝のジェラルドには72万ドル(約1億692万円)が贈られた。ブランドアンバサダーの勝利を称え、米国アクシネット社が使用ギアと共にジェラルドの使用感を紹介する。
「25歳のジェラルドは、2025年モデルの新『Pro V1』ゴルフボールとタイトリスト『GT3』ドライバー、『Tシリーズ』アイアン、ボーケイウェッジ、スコッティ・キャメロン『ファントム5.2』パターを駆使して68-64-66-68のスコアで合計47ポイントを獲得しました。これは彼にとってPGAツアー通算47回目の出場となりました」(同社ツアー広報)
まずは、使用する『プロV1』ボールについて。「フィーリングが気に入っていて、思い通りの弾道で打てます。スピン量はXと比べて少し控えめなので、バッグのセッティングに少し有利で、本当に気に入っています。毎回ゴルフ場に出てボールを打つたびに自信が持てるし、とても安定していてどのショットでも必ず使うのでとても重要です」。
ドライバーの使用感はこうだ。「GT3の11度にVentusを装着して12月から使っています。TSRを手放すのに数ヶ月かかりましたが、新しいGT3は素晴らしい。安定性の点では今までで最高のドライバー。まさに思い通りの飛び方をしてくれます。狙った場所にボールが着弾しティアップするたびに、狙い通りの軽いフェードが打てるという自信が持てます」。
手放せないアイアンについてこう言う。「4番はT200ですが、ツアーでは4番でグリーンに打つ際もう少し高さが欲しいんです。多くのグリーンが少し硬いので、225ydから狙う場合はT200の方が止める力が強い。バッグの肝であるT100は渡されてからずっと使っていて、メジャーの週に新作を使うのは珍しいですが、あまりに良かったのでどうしても使いたくて。それ以来バッグの中にずっと入っています」。
なお、『SM9』を使用するウェッジのフルショット飛距離は、「44.5」と刻印された46度が155ヤード、50度が140ヤード、54度が128ヤードとのこと。4W(Qi10)と9W(Qi35)はテーラーメイド製を使用している。
【ライアン・ジェラルドの同社使用ギア】
1W:GT3(11.0°Ventus TR Black 6X)
4I:T200(MMT Hybrid 100TX)
5I~9I:T100(KBS C-Taper 125S+)
W:SM9(46.10F, 50.08F, 54.10S 〃 DG S300)
LW:SM10(60.04T DG S300)
PT:Phantom 5.2 tour prototype
BALL:2025 Pro V1
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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