隠してるのにバレた!推し活ユーザーに聞いた「推しバレ」あるあると対策法
近年、ますます盛り上がりを見せる「推し活」。SNSでの発信やグッズの収集などを楽しむ人が増える一方で、「誰にどこまでオープンにするか?」という悩みを抱える人もいるのではないだろうか。ブックリスタが実施した調査から、推し活をめぐるリアルな声と、それぞれのスタイルで推しと向き合う人の姿が浮かび上がってきた。今回は推しバレ・オタバレの瞬間やバレないための工夫について見ていこう。

隠すつもりがバレていた?推し活が気づかれるサインとは

ブックリスタは、2025年5月1日 ~ 6月5日にかけて、推し活をしている全国のユーザー595人を対象に「推しバレ・オタバレ」に関する実態調査をおこなった。その結果、推し活を比較的オープンにしていると答えた人が66.8%にのぼり、ある程度関係性がある人にだけ明かす派が30.0%、完全に隠している人はわずか3.2%という結果となった。自分の推しやオタクであることを、あえて隠す必要はない人が意外にも多いことが明らかになった。オタクや推しがいることを隠す必要はないと考える人が多数派である一方で、「イジられるとイラっとする」「推しを否定されるのが怖い」「自分のイメージを崩したくない」など、オープンにしている人の中にも葛藤を抱えている人が一定数いることもわかった。
また、推し活を「隠しているつもり」でも、ふとした言動や持ち物がヒントになり、バレてしまうケースも多いようだ。特に「発言・話し方・推し色」がバレるポイントとしてあがり、具体的には「オタク用語が会話に出てしまう」「特定の色の持ち物が多い」「スマホの裏にステッカーを挟んでいる」などの声があがった。いくら自然に振舞っていても、自分の推しやオタクであることは思わぬ形でにじみ出るようだ。
慎重派とオープン派──それぞれの推しとの向き合い方

では、推し活がバレたくない人たちは、どのような工夫で推しバレを回避しているのだろうか。調査では、複数の回避術が明らかになった。例えば「アクリルスタンドなどのザ・オタクなグッズは外に持ち出さない」「推しの顔や名前が目立つアイテムは避け、分かる人にしか分からないグッズを選ぶ」「漫画やアニメの話題に乗らない」「リアルな友達とつながるSNSは推し活関連の投稿を控える」など、周囲に気づかれないよう配慮している様子がうかがえる。一方で、推し活をオープンに楽しむ人たちからは「自分が素直に欲しいと思ったグッズには遠慮しない」「スマホは推しのトレカを可愛くデコる」など推しの存在を隠すことなく堂々と愛でる姿勢が見られた。
好きだからこそ慎重に楽しみたい隠す派と、堂々と推し活を楽しむオープン派。推し活のスタイルは人それぞれで正解はなく、自分が心地よいと思えるスタイルで推しを応援できることが何よりも大切なのかもしれない。
出典:【推し活研究部(おしけん!)】
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記事提供元:スマホライフPLUS
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