賞金ランクトップ独走中! 生源寺龍憲は50年前のスイングからヒントを得て、162cmながらも300y飛ばしていた【持たざる人の飛ばし術】
今季すでに2勝を挙げている生源寺龍憲。身長162センチながらも平均飛距離は約300ヤードをマーク。なんと生源寺が参考にしているのは1970年代に活躍したリー・トレビノ(米国)のスイングだという。一体どのような点を取り入れているのか?
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僕が飛ばしの手本にしているのは、身長170センチながらも1970年代に活躍したリー・トレビノ選手。中でも左手の動かし方を参考にしています。
トレビノ選手は、ダウンで左手を掌屈させつつ、左腕を外側に回してフェースを閉じる。こうすれば手と体が同調するので、体を目一杯速く回してもフェース面がブレません。
小柄な選手が飛ばそうと思ったら、体を速く回転させる動きが必要。ポイントは、右ヒジを体に付けたまま左腕を外側に回す動きですね。体の回転とともにフェースをスクエアに戻せて、当たりも厚くなります。逆に右ワキが空くとカット打ちになるので、注意してください。
また、トレビノ選手は、左手をウィークに握って掌屈させていますが、僕は左手をフックに握ります。特に長めのドライバーの場合、ウィークに握ると手元が浮いて振り遅れやすくなるので注意しています。
■生源寺龍憲
しょうげんじ・たつのり/ 1998年生まれ、山口県出身。身長162センチながら、平均飛距離298.76ヤードを飛ばすパワーヒッター。今季の「東建ホームメイトカップ」でツアー初優勝を飾り、「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」にて2勝目を挙げている。
■リー・トレビノ
1939年生まれ、米国出身。メジャー通算6勝、PGAツアー通算29勝をマーク。全盛期の1970年代はジャック・ニクラスのライバル。ライダーカップにも6度選出された。
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