7月はやっぱり「うなぎ」を食べる月!? 今年の土用の丑は19日と31日の2回

7月で連想される食べ物として、うなぎを挙げる人が多いのではないか。2025年の土用の丑の日は、7月19日(土曜日)と7月31日(木曜日)の2日間となるため、例年に比べてうなぎが話題となるかもしれない。
そこで、カレンダーシェアアプリのTimeTree(東京)が運営するTimeTree未来総合研究所では、ユーザーの予定動向をもとに、夏の風物詩である「土用の丑の日」についてのトレンド分析を行った。分析データは、2019年1月1日~2025年7月10日の期間で登録されたデータが対象。登録ユーザー数は2019年1月時点で1200万超、2025年5月時点で6500万超。
まず、昨年2024年土用の丑の日(7月24日)はどうだったかというと、年間平均の30倍の「うなぎ」予定が集中した。また、夏の土用期間(7月24日~8月6日)全体で見ると、年間の「うなぎ」関連予定の約4分の1が登録されており、丑の日を筆頭に土用の期間が日本人にとって「うなぎを食べる日」として強く意識されているようだ。一方、今年の予定数は昨年比3分の2程度の見込みという。データから今年は、例年であれば混雑するような、うなぎ屋さんでも訪れやすくなるチャンスかもしれない。
2024年夏の土用期間中に登録された予定1万件あたりの「うなぎ」関連予定の出現数を都道府県別にみると、出現数が1位となったのは石川県(10.7件)で最下位の沖縄(2.0件)の5倍強の予定が登録されていた。一般的にうなぎの産地のイメージが強い静岡県(7.2件)は18位、うなぎの年間生産量1位の鹿児島(4.5件)は42位、2位の愛知(7.4件)は16位、3位の宮崎(6.1件)は24位にとどまった。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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