「私を成仏させてくれ」ヨリ(キム・ジヨン)は魂を洗い清める儀式を行い、ガプ(ユク・ソンジェ)に別れを告げる……『鬼宮(ききゅう)』第14話

『鬼宮(ききゅう)』
キム・ジヨン演じる巫女としての運命を拒否してメガネ職人として生きるヨリ、ユク・ソンジェ演じるヨリの初恋の相手ユン・ガプと龍になり損ねて悪神になってしまったカンチョリ。不思議で複雑な三角関係を描くファンタジーロマンス時代劇『鬼宮(ききゅう)』が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
警鬼石に酒をかけようとしたガプ(ユク・ソンジェ)を止めたのは…
ユン・ガプ(ユク・ソンジェ)はカンチョリ(ユク・ソンジェ)に全てを奪われた憤りに、我知らず悪鬼の心を抱いてしまった。その事実にガプは思わず逃げ出す。「警鬼石に酒をかければ体を取り戻してやると言われ、けだものに成り下がった」と悔やむガプに、カンチョリは「違う」と否定する。「あの瞬間腕をつかんだのはお前だ」と警鬼石に酒をかけようとしたガプを止めたのはガプ自身だったと話す。「お前は悪鬼ではない」と断言するカンチョリだったが、真面目なガプは「警鬼石に酒をかけようとした事実は消えぬ」と王様(キム・ジフン)を害そうとしたことに罪の意識を抱く。思いつめたガプは「悪鬼になる前にあの世へ、私を成仏させてくれ」とヨリ(キム・ジヨン)に懇願する。
ヨリは、魂を洗い清める儀式を行いユン・ガプの霊魂を鎮める。「ごめんなさい」と謝るヨリにガプは「お前のせいではない」と言い「悲しくとも後悔はない」と告げる。そして「逝かないでおくれ」と泣き崩れる母を「産んでくれてありがとう」といってそっと抱き締める。最後にカンチョリと言葉を交わしたガプは「母さんとヨリをよろしく頼む」と言い残しあの世へと去っていく。
一方、ガプを出し抜くことに失敗したアグジは、別の領議政を使って王様の警鬼石に酒をかけようと画策するが……。

『鬼宮(ききゅう)』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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