吉田優利が今季ベストの『63』で上位浮上 “噛み合った”一日に「なかなか出るゴルフじゃない」
<アムンディ・エビアン選手権 3日目◇12日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504ヤード・パー71>
米ツアー2年目で今大会初出場の吉田優利が、ボギーなしの8バーディを奪い「63」をマーク。今季自身の日米ツアーベストスコアを更新し、トータル9アンダー・5位タイに浮上してホールアウトした。
この日はフェアウェイを外したのが1回、パーオンを逃したのもわずか2回と、ショットの精度が光った。グリーンの傾斜をうまく使いピンハイにつけると、チャンスパットを着実に沈めてスコアを重ねていった。ラウンド後のWOWOWインタビューでは、「きのうまでなかなか噛み合わなかった部分が、全部うまく噛み合ってくれたかなと思います」と手応えを口にした。
前半からスコアを4つ伸ばして折り返すと、後半は14番から3連続バーディ。17番では1.5メートルのバーディチャンスにつけたが、惜しくもカップに蹴られてパー。それでも18番ではグリーン左のバンカーから1メートルに寄せ、バーディで締めくくった。
ボギーなし、8バーディの快進撃を見せたこの日のプレーについては、「いいゴルフはしていると思うので、あとは本当にスコアメイクの部分だけかなとも思っていて。きょうもミスが何個かあったけど、ラッキーで寄ってくれたり、戻ってきてくれたりして。でも、すごくいい一日だったなと思います」と笑顔で振り返った。
全選手はまだホールアウトしていないが、このままいけば上位で最終日を迎えることになる。「きょうみたいなゴルフができれば最高ですけど、なかなか出るゴルフじゃないので。でも、きょうみたいなゴルフを目指しつつ、あすもいっぱい伸ばせたらなと思います」と、意気込みを示した。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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