悔しい予選落ち&楽しいオープンウィーク 勝みなみは阪神連勝に大興奮「止まらないですね」
<アムンディ・エビアン選手権 事前情報◇9日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504ヤード・パー71>
渋野日向子とペアを組んだ2週間前のダブルス戦「ダウ選手権」は予選落ち。勝みなみは「悔しい」気持ちのまま、予定より2日早めに一時帰国した。「その分ゆっくりしました。仕事もこなしつつ」。3カ月ぶりの日本滞在。スケジュールを詰めに詰め込んだ。
そのなかで最もうれしかったのは「間違いなく、野球を観られたこと。そして阪神が勝ったこと」。5日(土)に横浜スタジアムで行われた、阪神対DeNAを観戦した。藤川球児監督のご厚意もあり、打撃ゲージ裏、ベンチから試合前練習も見学するなど、大の虎党にとって充実した時間を過ごした。
「わたしが行くまで6連勝していたから、『行って負けたらどうしよう…』と思っていたけれど、勝ち続けているからよかった。止まらないですね」。勝の渡仏後も阪神の勢いは止まらず。勝も練習しながら戦況を追っていたのだが、9日には広島に勝利して10連勝し、リーグでも首位を独走中。「わたしもパワーをもらったので今週も頑張ります」と意気込む。
「アムンディ・エビアン選手権」には3年連続3度目の出場。メンバーに入らなかったプロアマ日は早朝にハーフを回るなど、「トータルで1ラウンドちょい」をこなしてコースを確認した。雨の影響もあってフェアウェイは例年より柔らかくてランが出づらいが、「でもその分グリーンも柔らかいのでロングショットが残ってもグリーンに残ってくれる印象。いまはロングアイアンのほうがピンを狙えたりもあるので、チャンスは広げられるかなと思う」とイメージは悪くない。
「先週はゆっくりしてリラックス、息抜きができた。先々週は予選を通らなくて悔しい思いをした。悔しさと楽しさを合わせて、いい形で今週に持っていきたい」。来週には明治安田の所属選手として、日本ツアー「明治安田生命レディス」に出場予定。「AIG女子オープン」(全英)までタフな日欧4連戦になるが、まずはこのエビアンで上位争いを目指していく。(文・笠井あかり)
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