初代飛ばし女王・葭葉ルミが実践する“雄叫び” イメージは砲丸投げ「インパクトで声を出す」【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は、ツアー屈指の飛ばし屋・葭葉ルミ。
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ツアー1勝の葭葉は、ドライディングディスタンスの計測が始まった2017年に260.76ヤードを記録して“初代女王”を戴冠し、18年も連覇。毎年、ランキングの上位に名前を連ねており、昨年は「1位を狙いに行った」とキャリアハイの262.98ヤードをマーク。32歳になった今年も256.17ヤードで5位につけている。
葭葉がアマチュアにオススメしたい飛距離アップ法は「声を出すこと」。葭葉自身もオフの合宿などで実践している。「周りに迷惑のかからないところでやっています。雄叫びみたいな感じで(笑)。砲丸投げややり投げの選手は、投げるときに大きな声を出しています。それと同じようにインパクトの時に『ふっ』とか『ううっ』、『おおっ』でも何でもいいのですが、声を出すと飛距離は伸びますよ」。アドレスからダウンスイングまでは声を出す必要はなく、インパクトの時だけでオーケーだ。
声を出すことで「緩まなくなります。ヘッドが一番加速したときにとらえられるので、タイミングをとる練習になりますし、ボールに効率良くパワーを伝えられます」という効果がある。
また、力みの解消にもつながる。「上体や腕に力が入ると、スムーズに振れなくなります。声を出すと上体や腕の意識がなくなるので、力みづらくもなります」といいことずくめだ。
練習場やコースで大きな声を出しにくい場合は、「お腹に力を入れるイメージ」もしくは小さな声でもオーケー。実際に試すと分かるが、インパクトで声を出せば自然とお腹に力が入り、飛距離は伸びる。ぜひアマチュアの皆様も実践してみてはいかがだろうか。
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