“秘蔵ツーショット”田中美佐子が語る若き日の火野正平!伝説の山口ロケ秘話と『こころ旅』再会が呼び覚ますアツい友情

女優・田中美佐子(65)が7月5日、自身のInstagramで若かりし頃の秘蔵写真を公開し、大きな話題を呼んでいる。
共に写るのは、かつてNHK BSプレミアム『にっぽん縦断 こころ旅』で代走を務めた火野正平。「なぜ今頃見つかった?」と感じるほどの貴重な2ショットと、35年以上前の思い出を明かし、フォロワーから大きな反響が寄せられた。
この日の投稿では「こんな写真出てきた。あまりに懐かしいからこころ旅先輩との思い出見てください。」と紹介したのは、山口県での長期ロケ中に撮影されたもの。火野正平、不破万作らと共に自転車を借りてぶらぶらと散歩し、最終的には海水浴を楽しんだ日の思い出だという。
特に印象的だったのは、不破万作さんが泳げなかったこと。田中美佐子らが沖に停泊していた船に向かって泳いで行く中、不破さんは一人岸に残っていたという。その際、海の中から突然現れた漁師が、実は男性の海女も兼ねていることが判明。その漁師は「クールだけどめちゃいい人」で、「船にあがってもいいし、すきなことしてなよ」とサラッと告げ、再び海に潜っていったと語る。船の上では、寝転んで日向ぼっこしたり、飛び込みしたりと、「意味もなく面白くて楽しかった」自由な時間を過ごした。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、岸に戻る段になると、一つの「試練」が訪れる。不破万作さんを岸まで連れて帰るため、大きめのブイを貸してもらい、それを不破さんに掴ませ、田中美佐子が口でロープを咥えて船まで引っ張ろうとしたのだ。しかし、「重くて前に進まない」。そこで「おーい、誰か1人来てー」と助けを求め、仲間と2人でロープを持って不破さんを引っ張りながら泳ぎ、なんとか船まで辿り着けたという。不破さん自身も「頑張ってブイに必死に捕まりながらバタ足してくれてました」と、当時の緊迫感とユーモラスな状況を振り返る。「泳げないと聞いたことはあってもほんとに泳げない人にあったのは初めてでした」と、その時の衝撃も明かしている。
田中美佐子自身、当時20代半ばだったと記憶しており、火野正平を「正平ちゃん」と呼んでいたという。35年以上前の写真から伝わる当時の楽しさに、「ほんとに楽しそうでいい写真」と改めて感慨に浸った。
昨年、『にっぽん縦断 こころ旅』で火野正平の代走を務めた田中美佐子。「なぜ去年私を代走で呼んでくれたのかいまだにわからない。」と語るが、今回発見された写真を見て「なんとなく、『ふーん、、』と思った。」という。そして、「私たちどっかが似てるのかも。」と、火野正平との間に意外な共通点を見出す。
その共通点とは、「不器用なところ」「人見知りなとこ」「人に思い切りなついてしまうとこ」「気分によっては人にシャッター降ろしてしまうとこ」といった、人間味あふれる側面だ。代走決定時の火野正平との最後の電話でのやり取りも明かされており、「楽しめ」という言葉や、「お前2度もやってくれるんだってなー、嬉しいわー、ありがとーな」という感謝の言葉に、35年以上振りのブランクを感じさせることのない、二人の親密な関係性が伺える。
この貴重な写真と心温まるエピソードに対し、コメント欄には多くの反響が寄せられた。「若い2人のツーショット貴重な写真をありがとうございます」「聞かせてくれてありがとうございます」「お二人とも若い!美佐子さん綺麗」といった声が相次ぎ、二人の絆の深さに共感する声が溢れている。
一枚の写真が呼び覚ました、若き日の記憶と、時間を超えて繋がった縁。田中美佐子と火野正平、二人の「やんちゃな」絆は、多くの人々の心を温かくしている。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
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