まだ使ってない?ネットバンキング利用者の8割が「使ってよかった」と感じる理由とは【オリコン調査】
直接窓口やATMに行かなくても金融取引ができる「ネットバンキングサービス」。実際の利用者は、どのような点にメリットを感じているのでしょうか。そこで今回は、「インターネットバンキングの利用実態データ」を見ていきましょう。

ネットバンキングサービスを利用する理由は利便性や金銭面を重視

オリコン株式会社は、グループ会社である株式会社oricon MEが実施した「『ネット銀行』『インターネットバンキング』満足度ランキング」の調査対象者(ネット銀行/インターネットバンキングに1カ月1回以上ログインしている)8278人に、別途聴取し集計した利用実態データを発表。
はじめに、「ネットバンキングサービスを利用しようと思った理由」をたずねると、「店舗や窓口、ATMに行かなくていいから」との回答が44.8%でもっとも高い割合を占めました。次いで「24時間いつでも利用できるから」が41.7%、「利用できるATMが多いから」が12.8%となっています。
ネットバンキングサービスを利用する多くの人は、口座利用の利便性やアクセスのしやすさを重視しているようです。
また、「回数制限はあるものの、振込手数料が無料なのが良い」「特定の証券口座を持っていれば、普通預金の金利が0.3%得られる。どのコンビニATMでも使えるのも良い」など、金銭的なメリットも重視する人も多いことがわかっています。
ネットバンキングサービスと決済サービスを連携するのは「ポイント還元」が理由

「ネットバンキングサービスと連携させているサービスはあるか」とたずねると、「コード決済アプリ」との回答が30.5%で最多となりました。そのほか、「クレジットカード」の30.0%、楽天Edyやnanaco、WAONなどの「プリペイド型電子マネー」の13.3%も上位にランクインしています。
支払い方法として主流となりつつある「コード決済アプリ」との連携は、利便性が高いと感じる利用者が多いのかもしれません。

最後に「オンライン決済サービスを利用している理由」をたずねたところ、「ポイントが還元されるため」が57.0%でもっとも多かった回答となりました。利用者からも、「オンライン決済とも紐づけできるし、ポイントなどいろいろと特典も多い」との声が上がっています。
また、「窓口が少なくなっていること、キャッシュレス決済が増えていること、現金がなくても支払いができることなどを踏まえてネットバンキングが便利」「今はキャッシュレスで購入することが増えている。コード決済なども重宝している」と、使えるお店の多さも、オンライン決済サービスを利用する理由の一つとなっているようです。
本調査から、ネットバンキングサービスは利便性や金銭面のメリットから利用する人が多いことが明らかに。また、ネットバンキングサービスと決済サービスの連携により、普段の生活の利便性やポイント還元などの金銭面のメリットも享受しているようです。
まだネットバンキングサービスを利用したことがない人は、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
出典:【オリコン株式会社】
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記事提供元:スマホライフPLUS
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