注目の大型クラシック「ヴァルトビューネ河口湖2025」鉄道コラボ決定!特別ラッピング列車も運行
フジテレビはこのほど、「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ヴァルトビューネ河口湖2025」(7月5日・6日、河口湖ステラシアター)開催にあわせ、富士山麓電気鉄道とのコラボレーションを発表しました。
特別快速「ヴァルトビューネ号」は、富士登山電車車両で運行。定員60名の事前予約制で、車内ではベルリン・フィル楽員による特別アナウンスを実施予定です。
(5日は大月13:22発→河口湖14:22着、6日は大月11:12発→河口湖12:39着)
6月21日から7月6日には、「ゴールデン・ヴァルトビューネ号」を運行。車体ラッピングと中吊りポスター、オリジナルヘッドマークを装着し、天井両脇には160枚の楽団員写真を掲出します。5日の終演後には臨時列車も運行し、余韻あふれるアナウンスを楽しんでもらいます(河口湖20:41発→大月21:41着)。

公演当日、先着500名には、硬券仕様の記念乗車証を富士急行線・河口湖駅改札口で配布(降車された方のみ)。駅構内には開催記念横断幕と特別駅名看板を設置し、楽員によるウェルカムアナウンスで来場者を迎えます。大月駅では発車メロディを特別バージョンに切り替え、出発時から公演気分を盛り上げます。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、1882年に自主運営楽団として創立されました。ハンス・フォン・ビューローやヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトルら歴代首席指揮者を経て、2019年からキリル・ペトレンコが指揮を執っています。
ヴァルトビューネは、ドイツ語で「森の舞台」を意味する野外音楽堂。1936年のベルリン・オリンピック会場として古代ギリシャ円形劇場を模して建設され、約2万人を収容します。1982年に象徴的な屋根が設置されて以降は、毎夏クラシックからロックまで多彩なコンサートを開催する名所となりました。河口湖ステラシアターはそんな「ヴァルトビューネ」を目指し、古代ローマ劇場やギリシャ円形劇場をイメージして建設された、富士山を背景に可動式屋根と優れた音響を有する野外劇場。2025年には開館30周年を迎えます。
(画像:フジテレビジョン)
記事提供元:鉄道チャンネル
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