異色のプロ野球チームの米づくり ホームタウンの耕作放棄地を活用して田植え
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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米問題は、目下誰もが注目するテーマ。この暑さで今年の米は大丈夫だろうかと、今まで以上に多くの人が心配している。そんな中で、佐賀県の武雄市・嬉野市を拠点にする独立リーグ所属のプロ野球チーム、佐賀アジアドリームズ(NEO ASIA JAPAN・佐賀県嬉野市)が、耕作放棄地を活用して手作業で田植えをした。
武雄市の農地に集まったのは、9カ国の選手やコーチ、球団代表や監督も含め総勢30人。地元農家の指導を受け、およそ千平方メートルの田んぼに3時間かけて手作業で田植えを完了させた。長靴が泥にはまったり、突然のヘビ出現など、さまざまなハプニングもあったが、時には歌声も響くにぎやかな作業だったという。品種は、ドリームズにちなんで佐賀県産米の「夢しずく」だ。
およそ7年間耕作がされていなかった農地は、草が伸び放題で、選手たちは、農家の手ほどきを受けながら、慣れない草刈機や農機を使って荒地を開墾してきたという。
アジア各国出身の選手を中心に構成されているユニークなこのチームについては、スポーツ庁の公式サイトでも紹介されている。

記事提供元:オーヴォ(OvO)
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