もう迷わない! 最新ドライバー42本を打ち比べて、ヘッドスピードと技術レベルで分類してみた
2025年のドライバー42モデルを試打し、性能早見表を作成した。特徴が一目で分かる結果となったが、果たしてアナタにピッタリのモデルはどれか。
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今回はギアに詳しいプロ、石井良介と海老原秀聡の2人が試打を担当し、42モデルをヘッドスピードと技術レベルに応じて分類した。
最もヘッドスピードが速く、アスリートモデルに分類されるのは、性能早見表の右上に位置するモデルである。『GT2』『GT3』『GT4』『ELYTE♦♦♦』『Qi35 LS』『DS-ADAPT LS』など、浅重心ヘッドが並ぶ。「スイートエリアは狭めですが、状況に応じて球筋や弾道の高さを打ち分けられるアスリート向きです。重心深度が浅く、操作性が高くて強い球が打てるモデルが多いですね」(海老原)。
2段目に分類されるのはセミアスリートモデルで、『G440 LST』『スリクソンZXi LS』『DS-ADAPT X』『TW767 LS』『ELYTE』などが該当する。ロースピンで飛ばせるLSタイプがそろっており、幅広いヘッドスピードに対応する多彩なモデルがラインナップされている。「操作性の高さとミスヒットに対する強さをバランスよく備えたセミアスリート向きです。やさしくプレーしたいアスリートや、上達を目指すアベレージにも使えますね」(海老原)。
3段目には、つかまりやすさや弾道の高さを確保できるアベレージモデルがそろう。『EZONE GT MAX』『Qi35 MAX』『RS MAX』『アクセルA40』『Qi35』『ゼクシオプライム』『ELYTE X』などが該当する。「スイートエリアが広く安定して球がつかまるのがアベレージ向きモデルです。深重心でビギナーにも使えるモデルや、重心バランスが良くセミアスリートが使えるモデルもありますね」(海老原)。MAXモデルなどもこのゾーンに入っているケースが多い。意外な点として、ミニドライバーもこのカテゴリーに入っている点だろう。『BRNR Mini Copper』『ELYTE MINI』など、重心角が大きくクラブ長が短いため、つかまりやすいモデルがそろっている。
最後に、4段目に位置するビギナー向けモデルを紹介する。『インプレス ドライブスター TYPE/D』『G440 SFT』『RS SPEED』『NS250』『DS-ADAPT MAX-D』などが該当する。「ラウンド経験が少ない初級者やスライサーでも安定して飛ばせるビギナー向きモデルです。スイートエリアが広くてオートマチックに球がつかまる上、やさしさ特化型のモデルと言えます」(海老原)。
まずは性能早見表を見ながら気になるモデルをチェックして、ある程度候補を絞ってから試打することをオススメしたい。
■試打リスト
テーラーメイド:Qi35
テーラーメイド:Qi35 LS
テーラーメイド:Qi35 MAX
テーラーメイド:Qi35 MAX LITE
テーラーメイド:BRNR Mini Copper
キャロウェイ:ELYTE
キャロウェイ:ELYTE X
キャロウェイ:ELYTE MAX FAST
キャロウェイ:ELYTE ♦♦♦
キャロウェイ:ELYTE ◆◆◆ TD
キャロウェイ:ELYTE MINI
ピン:G440 MAX
ピン:G440 SFT
ピン:G440 LST
ピン:G440 HL MAX
タイトリスト:GT1
タイトリスト:GT2
タイトリスト:GT3
タイトリスト:GT4
タイトリスト:GT280 Mini
ダンロップ:スリクソン ZXi
ダンロップ:スリクソン ZXi MAX
ダンロップ:スリクソン ZXi TR
ダンロップ:スリクソン ZXi LS
ダンロップ:ゼクシオ プライム
ヤマハ:インプレス ドライブスター TYPE/D
ヤマハ:インプレス ドライブスター TYPE/S
ヤマハ:インプレス ドライブスター Steady Version
本間ゴルフ:TW767
本間ゴルフ:TW767 MAX
本間ゴルフ:TW767 LS
プロギア:RS SPEED
プロギア:RS
プロギア:RS F
プロギア:RS MAX
ヨネックス:EZONE GT MAX
マジェスティゴルフ:マジェスティ ロイヤル
つるや:アクセル A40
コブラ:DS-ADAPT X
コブラ:DS-ADAPT LS
コブラ:DS-ADAPT MAX-K
コブラ:DS-ADAPT MAX-D
NEXGEN:NS250
■解説・試打 海老原秀聡
えびはら・ひであき/正確なショットに定評があり最新のスイング理論に精通。「GOLF&FITNESS POINT芝浦」でインストラクターを務める。
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