韓国ドラマファンのリアルを調査!視聴者層の広がりと“今観たい作品”ランキングTOP3
韓国ドラマといえば20年ほど前に「冬のソナタ」で第一次韓流ブームが訪れたが、最近は動画配信サービスが充実したことにより、さまざまなジャンルの作品に触れることができるようになった。そのため、従来の韓流ファンに加え、新たな視聴者層も増加していると考えられる。ナイルは「韓国ドラマに関する視聴実態調査」を実施。今はどれだけの人が視聴しているのか、どのジャンルが人気なのか、早速見てみよう。

1年以内にVODで韓国ドラマを観た人は、約5人に1人

ナイルが運営するエンタメ情報メディア「VOD STREAM」で、15歳~59歳の男女9,617人を対象に、2025年6月4日~8日の期間、韓国ドラマに関する視聴実態調査を実施。
1年以内に韓国ドラマをVODで視聴したことがあるかを尋ねたところ、「はい」と回答したうち30代が28.9%で最も多く、続いて20代が27.8%、10代が23.3%、40代が19.9%、50代が13.4%という結果になった。男性では30代が、女性では20代が最も多く視聴していることも判明した。
では、どのようなジャンルが好まれているのだろうか。
好きな韓国ドラマのジャンルは「大人のラブストーリー」が1位

近年の韓国ドラマは、恋愛中心の作品から社会派サスペンス、ファンタジー、時代劇まで幅広いジャンルが制作されている。好きな韓国ドラマのジャンルを尋ねると、最も多かったのは「大人のラブストーリー」(1,068人)。続いて「胸キュン恋愛ドラマ」(967人)と、恋愛系ジャンルが上位を占めた。「サスペンス・復讐劇」(941人)、「社会派ドラマ」(618人)、「ホラー・サイコスリラー」(602人)と、幅広いジャンルが視聴されていることがわかる。この傾向は「イカゲーム」や「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」といったサスペンス・スリラー作品が世界的ヒットを記録し、これらの作品が韓国ドラマの新たな魅力として認知され、現在のトレンドを牽引しているともいえる。
韓国ドラマ視聴に利用する動画配信サービスは「Netflix」が1位

さまざまな作品を楽しむ韓国ドラマ視聴者が利用している動画配信サービスはどれなのか。利用者数で最も多かったのは「Netflix」(453人)、続いて「Amazonプライム・ビデオ」(398人)、「U-NEXT」(203人)だった。Netflixは作品の質・量ともに圧倒的で、特に女性からの支持が強く、「韓ドラを観るならNetflix」という定番化が進んでいるといえる。一方、男性では「Amazonプライム・ビデオ」利用者が多い結果に。プライム会員向けの配送特典や音楽サービスなど生活全般のメリットを求めつつ、韓国ドラマも楽しんでいる人が多いことがうかがえる。
ジャンルの幅が広がっている韓国ドラマは、年代を問わず支持される存在になっているのかもしれない。今後も新たな感動と驚きを提供してくれることを期待したい。
出典:【VOD STREAM】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
記事提供元:スマホライフPLUS
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