“顔だけで世界がつながる”の実現に向け 顔認証で家の出入りができるシステムを建売住宅に導入
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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雨の日の帰宅。片手に傘を持ち、もう一方の手に買いもの袋。さて、家のカギを取り出すのは結構大変。手ぶら開錠ができるスマートロックもだいぶ増えてきたが、ハートフルステージ(神奈川県茅ヶ崎市)が建売住宅で導入したのは顔認証。“顔が鍵になる暮らし”が実現するシステムだ。
茅ヶ崎市の「ハートフルスタイル東海岸南2丁目プロジェクト」で導入したのは、DXYZ(東京)が開発した顔認証IDプラットフォーム「FreeiD(フリード)」。戸建住宅における防犯意識の高まりと、スマートライフ志向の加速を受けて顔認証システムに着目した。このプラットフォームがセキュリティー強化のみならず、将来的には顔認証での決済や受付本人確認、オフィスやホテルでの入退室管理など、あらゆるサービスと連携することを目指している点に可能性を感じて導入を決定したという。財布、身分証などさまざまなIDを顔に統合し、1度の顔登録で入退、決済、本人確認を可能にすることで、鍵や財布を持たずに“顔だけで世界がつながる”の実現を視野に入れている。
ゴミ出しなどちょっとだけ家の外に出る時や、郵便物などの受け取り、子どもの帰宅など、物理キーがなくても出入りが安全にできるのはかなり便利かもしれない。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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