“伝説の交渉人”にムードメーカーの弁護士、常に冷静な財務担当、長身インターン…個性豊かなM&Aチームが動き出す<交渉の技術>

「交渉の技術」はLeminoで配信中
坂口健太郎主演で日本でもリメークされた「シグナル」(2016年)などで知られる韓国の実力派俳優イ・ジェフンが主演を務める韓国ドラマ「交渉の技術」の第3、4話が5月25日にLeminoで配信スタート。ジェフン演じるユン・ジュノらM&Aチームが本格始動した。(以下、4話までのネタバレがあります)
ジュノ、サンイングループ会長から無理難題を…
同作は、大手企業のM&A専門家であるユン・ジュノ(ジェフン)とそのチームによる究極の頭脳戦を描くオフィスドラマ。2025年3月、4月に韓国JTBCで放送されると視聴者から好評を博し、5月から日本でも配信が始まった。
舞台は、経営危機に陥った大手企業サンイングループ。経営再建のため、11兆ウォンという莫大な資金の調達を託されたジュノが、弁護士のオ・スニョン(キム・デミョン)、財務担当のクァク・ミンジョン(アン・ヒョンホ)、インターンのチェ・ジンス(チャ・ガンユン)とチームを結成し、大胆な戦略に打って出る。

「交渉の技術」第3話より
第3話では、グループで最も利益を生んでいるサンイン建設の売却を提案したジュノが、同グループのソン会長(ソン・ドンイル)から難題を突きつけられる展開が、第4話では入札を前にジュノが水面下でさまざまな交渉を繰り広げる様子が描かれた。
個性豊かなM&Aチームのメンバーたち
“伝説の交渉人”ではあるものの単独行動の多いジュノに代わって交渉相手との腹の探り合いを解説したり、癒やしのムードを生んだりしているのが、彼を取り巻く3人のチームメンバーだ。

「交渉の技術」第3話より
いわゆる“ヤメ検”のスニョンは、司法制度に幻滅して検察官から弁護士に転身。穏やかな笑顔とユーモアあふれるキャラクターで、口下手なメンツがそろったチームの潤滑油的な存在となっている。
第3話では、たたき上げで口の悪いサンイン建設代表につい暴言を吐いてしまったジンスを「君の発言がなければ代表の横っ面を張り飛ばすところだった」とフォローしつつ、「おかげでこの先は泥沼だ」とこぼす。それでも嫌味にならない不思議なキャラクターだ。
演じるデミョンといえば、大ヒットドラマ「賢い医師生活」(2000年ほか)ではチョ・ジョンソク、ユ・ヨンソクらと同期の“99s(ググズ)”の一人で、産婦人科医ヤン・ソッキョンを好演。韓国ドラマ界きっての愛されキャラとしても知られている。

「交渉の技術」第4話より
若手2人も注目のキャストが担当
また、若手2人も話題のキャストが務めており、2024年のドラマ「卒業」で注目を集めたネクストブレイク候補・ヒョンホが財務担当のミンジョンを、同じく「卒業」に出演(デビュー作)していた187cmの長身新人俳優ガンユンがチームの末っ子・ジンスをそれぞれ演じている。
ミンジョンは卓越した財務能力と驚異的な記憶力を持ち、どんな計算も頭の中で瞬時に答えをはじき出す。常に冷静さを失わず、ジュノが唯一完全に信頼している同僚だ。

「交渉の技術」第4話より
ジンスは人一倍強い正義感を持ち、度々問題を起こしてしまうお騒がせキャラだが飲み込みは早く、時折鋭い洞察力も。チームのプロジェクト名である“プロジェクトM”を発案したのもジンスで、ジュノの下で交渉術を吸収し、やがてチームに欠かせない存在となっていく。
そんな個性豊かな4人が集まって結成されたM&Aチームの“初仕事”が第3、4話で描かれると、視聴者から「このチームいい!ワクワクする!」といった声が上がった。
「交渉の技術」(全24話)は、毎週土日に2話ずつLeminoで独占配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「交渉の技術」より

「交渉の技術」第4話より
記事提供元:Lemino ニュース
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