ガルフ“アティット”と瀧本美織“桜子”が再会、切なさが増す展開にもらい泣き＜トウキョウホリデイ＞

更新日：2025年06月12日

イチオシスト：イチオシ編集部旬ニュース担当

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タイ出身の俳優ガルフ・カナーウットと瀧本美織がW主演をするドラマ「トウキョウホリデイ」(毎週木曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか／Lemino・TVerにて配信)。ついに桜子(瀧本)がアティット(ガルフ)の正体を知ってしまう。2人は再会することになるが、その状況は切なさが増すばかりとなった第7話～9話をレビューする。(以下、ネタバレを含みます)

タイの国民的俳優と日本の甘味処一人娘のラブストーリー

同ドラマは、仕事に追われて大切なものを見失いかけているタイの国民的俳優が、異国の地・日本でヒロインと出会い、恋に落ち、大切なものや本当の幸せを見つめ直していく様子を描く。現代版「ローマの休日」のようなオリジナル逃避行ラブストーリーだ。

インスタフォロワー500万人超えのタイ出身の俳優・ガルフが日本ドラマ初出演にして初主演。“微笑みの王子”の愛称で国内外から愛されている人気俳優・アティットを演じる。

一方、瀧本が演じるのは、骨折で入院している父親に代わり、長年地元で愛されている甘味処「とき和」を一人で切り盛りしているヒロイン・石田桜子。

それぞれの道を進むアティットと桜子

現実に戻ったアティットは、マネージャーのリチャード(パオロ)からハリウッドのオファーや世界に影響があるファッション誌の撮影、ハイブランドのアンバサダーと大きな仕事が舞い込んでいることを知らされる。“微笑みの王子”から“アジアの星へ”。アティットは「もう逃げない」と覚悟を決めた。

一方、桜子はアティットとの出会いを通して、英語の勉強を再開することを決意。初恋の人だった隼人(葉山奨之)と付き合うことも決め、恋に仕事に英語の勉強にと、せわしなく過ごすのだった。

その様子を常連客のみなみが心配すると、「わかってる。自分でも無理してるって。でも、ペンライ(※アティットのこと)のおかげだから。ペンライに会って、世界が広がった。もっと広い世界が見たい。そのために、また勉強したい」と桜子は打ち明けた。

第7話、8話とそれぞれの道を進む様子が描かれ、2人ともお互いが出会ったことによって、前を進む決意をした。しかし、不意に見せる寂しそうな表情が切なかった。そんな中、ついに桜子はアティットが大スターであると知る。

アティットに会いに行った桜子が涙

アティットと別れる日、タイで会う約束を交わした桜子。「何の疑いもなく、かなう気がしてたんだよね。タイで、また会える気がしてた。海を越えて友達ができたことが、すっごくうれしくて、もう一度頑張ろうって思えた、英語の勉強。でも相手はタイの大スターだったわけでしょ。もおう会えるわけないじゃん」と、幼なじみで店の常連客・みなみ(岡本夏美)に打ち明けた。

そんな桜子を励まそうと、みなみはアティットのイベントに誘う。「イベントで会ったときにさ、あの約束って社交辞令じゃないよね？ってか、そうだったら親友失格！って言ってくればいいんだよ」とみなみ。

そしてイベント当日。アティットの人気ぶりにあらためて驚く桜子たち。トークが終わり、サイン会でアティットの目の前に立った桜子は、何も言えなくなってしまう。それでも持参した団子を渡そうとしたが、スタッフに食品の差し入れは禁止だと告げられ、アティットも残念そうな表情を見せた。

最後になんとか「応援してる」と言えた桜子だったが、帰宅途中で涙がポロポロとこぼれてしまうのだった。

一緒に楽しく過ごした時があったのに、本当は住む世界が違うのだと実感した桜子。一方、つかの間のエスケープから戻り、夢だった世界で再び頑張ろうと歩み始めたアティットは、桜子たちとの再会に動揺しながらも、最後までスターらしく振舞った。2人の思いが密かに交錯する様子に胸が締め付けられた。ガルフと瀧本の絶妙な表情が、その切なさを一段と彩った。

SNSには「みなみちゃんの明るさに救われた」との声が上がったが、桜子の涙にもらい泣きする人も。アティットと桜子の状況は、切なさが増すばかり。今後の展開から目が離せない。

【制作・編集：WEBザテレビジョン編集部】

記事提供元：Lemino ニュース

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

タイの国民的俳優と日本の甘味処一人娘のラブストーリー

それぞれの道を進むアティットと桜子

アティットに会いに行った桜子が涙

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