窓枠を外し外気を感じる「風っこ夏の奥羽本線号」を運行! JR東日本の東北エリア2025年夏臨情報
JR東日本 東北本部は、2025年7月1日(火)~9月30日(火)の期間中、合計290本の臨時列車を運転します。
夏の旅行やお出かけに便利な臨時列車が多数設定され、特に奥羽本線全線開通120周年を記念し運転される「風っこ夏の奥羽本線号」など、魅力的な列車が東北の夏を盛り上げます。
奥羽本線全線開通120周年!「風っこ夏の奥羽本線号」

JR東日本 東北本部が2025年夏に運転する臨時列車の目玉の一つが、「風っこ夏の奥羽本線号」。奥羽本線全線開通120周年を迎えるこの機会に、特別な列車での旅が楽しめます。
その名の通り窓枠を外して運転されるため、開放的な空間で風を感じながら車窓の景色を堪能できるのが特徴です。ただし、天候によっては窓枠が取り付けられる場合もあります。夏の奥羽本線の豊かな自然を五感で感じながら、思い出に残る列車旅を体験するのに最適です。
運転日と停車駅、編成について
「風っこ夏の奥羽本線号」は、7月5日(土)と6日(日)に運転。運転区間は横手駅~新庄駅間で、横手駅を10時5分に出発し新庄駅には12時26分に到着。また、新庄駅を13時58分に出発し横手駅には16時38分に到着します。
途中停車駅は、十文字、湯沢、横堀、院内、真室川です。編成は「風っこ」2両編成で、全車指定席となっています。夏の行楽シーズンに合わせた運転日で、東北地方の魅力を再発見できる絶好の機会となるでしょう。
その他の注目臨時列車
JR東日本 東北本部では、「風っこ夏の奥羽本線号」の他にも様々な臨時列車を運転します。
磐越西線では、ゆったりとした座席と広い窓が特徴の「あいづSATONO」が平日にも運転日を追加し、会津地方の郷の景色を楽しめます。また、奥羽本線では「ひなび夏休み奥羽本線号」、只見線では「風っこ只見線満喫号」や「臨時普通列車」が設定されています。

東北本線・陸羽東線ではWi-Fiサービスや車内販売が利用できる「快速湯けむり号」、東北本線・石巻線では海風が心地よいエリアへのお出かけに便利な「女川レトロシーパル号」、左沢線では「おいしい山形秋まつり号」、磐越西線ではSLが牽引する「SLばんえつ物語」、そして会津若松〜喜多方間延長運転を行う「AIZUマウントエクスプレス」など、多彩な列車が東北各地への旅をサポートします。
(画像:JR東日本 東北本部)
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記事提供元:鉄道チャンネル
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