クジラに魅せられたカメラマンとクジラたちの親密な交流 ドキュメンタリー「パトリックとクジラ」公開決定

クジラに魅せられたカメラマンとクジラたちの親密な交流を描いたドキュメンタリー映画「パトリックとクジラ 6000日の絆」が、2025年8月29日より劇場公開されることが決まった。
ウォール街の弁護士から転身し、水中カメラマンとして活躍するパトリック・ダイクストラ少年時代に博物館でシロナガスクジラのレプリカを見て衝撃を受けて以来、クジラのとりことなったパトリックは、水中カメラマンとして世界中を旅し、20年もの間クジラを追いかけてきた。クジラを知り尽くしたパトリックだからこそ誰よりもクジラに近づくことができ、他の人にはできない貴重な映像の撮影に成功してきたのだった。2019年のある日、パトリックはドミニカの大海原でメスのマッコウクジラと遭遇する。クジラはパトリックに興味を持ち、コミュニケーションを取ろうとしていた。パトリックはそのクジラを「ドローレス」と名付け、ドローレスがクジラの知られざる生態を教えてくれると信じて再び彼女を探し始める。
監督を務めるのは、野生動物映像の世界で長年にわたり編集者・脚本家として活躍し、エミー賞だけでも50以上の受賞歴を持つマーク・フレッチャー。大きな体を立てて眠るクジラの姿、パトリックに興味津々で近寄ってくるメス、遠くまで伝わる鳴き声や知られざるオスたちの絆といった、息をのむような美しい海の映像とともに、マッコウクジラの魅力を映し出す。

【作品情報】
パトリックとクジラ 6000日の絆
2025年8月29日(金)、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺 他全国公開
配給:キングレコード
©Terra Mater Studios GmbH 2023
記事提供元:映画スクエア
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