“コミュ障”の救済ワード! 初対面の人とのゴルフで会話に詰まったら「お・す・し」を使って乗り切ろう
初対面の人とのゴルフで必要なのは、腕前ではなくトーク術だ。話が弾むことで場が盛り上がるし、ゴルフそのものがもっと楽しくなる。とはいえ、「トークベタなんだよね……」という人も多いだろう。懐かしの“ゴルフギャグ”で場を和ませるのも効果的な方法だが、会話に工夫を凝らすことで、自然とおしゃべりが続くようになる。そこで、会話が弾む「魔法ワード」をトーク術の専門家・後田良輔氏に教えてもらった。
相手は初対面で年配の社長。そういう場合、話を弾ませるのは難しい。何に気を付ければいいのだろうか。
「まず気の利いたことを言おうと思わないこと。雑談とは『壁打ちのテニス』と同じ。壁に向かってあなたが取りやすい強さの球を打つと、会話は長く続けられます」
また、初対面の相手には気負わないことも大切だと後田氏はいう。
「『今回は顔だけでも覚えてもらえればいいや』くらい低いゴール設定にすれば、肩の力も抜けていい会話ができるものです」
ゴルフでもビジネスでも気負わないことが大事。そのうえで、「も」と「お・す・し」の魔法ワードを効果的に使うと、自然と会話のキャッチボールが弾むという。実際にどのように使うのか、会話術、コミュニケーション術を後田氏にレクチャーしてもらった。
■ポイント1
単語の語尾に「も」をつけて好意をアピール
【例文】
「このシャフト買ったんだよ」
〇 「クラブもこだわってますね」
× 「クラブはこだわってますね」
単語の語尾に「も」を付けることが大事。「も」が付くとそれ以外のこともほめていることになるので、相手も嬉しくなります。2度目以降に会った人に使えば、「いつも見ている」というアピールにもなります。感謝の気持ちも伝わりやすくなるので、会社の部下や奥さんにも使ってみてください。
■ポイント2
会話が止まるなら「お・す・し」言葉で続ける
【例文】
「この間、小金井CCを回ったんだけど、良かったよ」
〇 「おー、すごいですね」
× 「あ、そうなんですね」
同じ相槌を打つ場合でも、「あ、そうなんですね」と返すだけでは会話が途切れますし、「オレの言いたいこと伝わっているのかな?」と思われかねません。相槌を打つときは、「おー、すごいですね。しらなかったです」のように「お・す・し」を駆使すると、相手の話がとても役に立っているように聞こえるので効果的です。
【解説】
後田良輔
うしろだ・りょうすけ/気配りのプロ。大手三大広告代理店での勤務経験を生かし、誰でもできる気配り術を会得。『気配りの正解』をはじめ著書多数。
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