クレカ「1枚派vs複数派」多数派はどっち?約5割が選んだ使い分けの理由とは
キャッシュレス決済が普及する現代、クレカの利用方法にも変化があるようだ。クレジットカードの知恵袋が全国のクレカ利用者500名を対象に実施した調査によると、約5割が支払い用途に応じてカードを使い分けていることが明らかになった。今回はクレカの使い分け術について見ていこう。

クレカ使い分け派が約5割!目的別に選ぶお得感

クレジットカードの知恵袋は2025年5月12日から26日までの15日間、事前調査で「クレジットカードを持っている」と回答した全国の男女500名を対象に「クレカの利用方法」についての調査を実施した。まず、「支払い用途に応じてクレジットカードを使い分けているか」という問いに対し、47.8%もの人が「はい」と回答。2人に1人が、用途に応じて複数のカードを戦略的に使い分けていることが明らかになった。使い分けの理由としては「どのサイトでどのクレジットカードのポイントが貯まりやすいかを意識しているから」「同棲しているため、自分の買い物と家庭の買い物で分けている」「引き落とし日が異なるから」「キャンペーンがあるとそのカードを使う」「支払い方によってポイントが増えたりクーポンが使えたりするから」「紐づけしている銀行口座で余裕があるカードを使う」といった声があがった。
使い分けている人が重要視しているのはポイントの還元率。例えば、スーパーの買い物には還元率の高いカード、サブスクや電気代には定期支払いに適したカードといったように、それぞれの強みに応じた活用ができることが使い分けの魅力といえそうだ。また、カードごとに用途を分けることで可視化がしやすくなり、無駄遣いの抑制も背景として考えられるだろう。
1枚派の選択にも理由がある!使い方の正解は自分に合うかどうか?

では、使い分けていない人はどんな理由から1枚に絞っているのだろうか。調査によると「ポイントは1つにまとめたほうが貯まるから」「1つにまとめたほうが請求が見やすいから」「何個も持つと分からなくなるから」「分けるのが面倒だから、管理できない」「複数持つ必要性をまだ感じていない」「複数のカードを使い分ける自信がないのと、ひとつだとポイントも貯まりやすいから」「使うカードを1枚にしていたほうがポイントが貯まりやすいから」といった安心感や管理のしやすさを重視する傾向がみられた。クレカの使い分けはただのお得術ではなく、個人の生活スタイルや価値観が色濃く反映される選択といえそうだ。
使い分け派か、1枚派か、どちらが正解というわけでもない。自分のライフスタイルや金銭感覚にフィットした自分なりのルールを持つことが大切だといえる。日々の支払いを、より納得感のある行動に変えるためのクレカ戦略を、今一度見直してみる価値がありそうだ。
出典:【クレジットカードの知恵袋】
記事提供元:スマホライフPLUS
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