昨年まで“冠大会”を開催…JGTOの倉本昌弘副会長が長嶋茂雄さんを追悼 「不滅の大スター…ゴルフ界に貢献していただいた」
今週5日(木)に開幕する、国内男子ツアーの今季メジャー第2戦「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の会場で、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の倉本昌弘副会長が、3日に肺炎のため89歳で死去したプロ野球・読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんをしのんだ。
JGTOでは昨年まで長嶋さんの名が冠された「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」を開催。倉本も「ゴルフ界にも貢献していただいて、ゴルフが大好きでした。私も現役時代に何度かご一緒させてもらったんですけど、本当に楽しい方でしたし、残念だなと思います」と故人を悼んだ。
かつて、そのセガサミーカップでは、長嶋さんが会場に登場し、選手に労いの言葉をかけたり、表彰式に出席する姿が風物詩でもあった。倉本は「その存在はすごく大きい。ゴルフ界にとっての青木、尾崎、野球界の王、長嶋というのは、本当に不滅の大スターだと思う。長嶋さんも王さんも両方ともゴルフが大好きで、ゴルフ界に貢献していただいてるので、本当に惜しい方を亡くされたなと思います」と続けた。
また、2016年のセガサミーカップ王者で、ジャパンゴルフツアー選手会長・谷原秀人もJGTOを通じ、「優勝した時に『強いから、これからも頑張ってくれ』と言われたのが記憶に残っています。日本国民から愛されている方ですし、選手もみなショックを受けているはず。その闘争心を持ちながら選手たちはこれからも戦っていくと思います。本当にご冥福をお祈りします」とコメント。最後は「本当に感謝しかない。大会の主催者であるセガサミーさんにも感謝です。“長嶋茂雄”という名前が残る大会があればうれしいですね」と願いを込めた。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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