69歳倉本昌弘がエージシュート達成! 「スイングは『歩くように振る』と、飛ぶし曲がらない」【本人解説】
「関西プロゴルフゴールドシニア選手権大会KOJIMAホールディングスカップ」にて「68」をマークし、エージシュートを達成した69歳の倉本昌弘。30勝を挙げて永久シード権を持つ、名手にドライバーで飛んで曲がらないコツを聞いてみた。
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スイングは、シャフトがしなる方向と振る方向を揃えないとダメなんです。ダウンで飛球線後方にシャフトがしなり、インパクトで飛球線前方にしなり戻ります。これがカット軌道で左に振ってしまい、打ち出す方向と振る方向がズレてしまうと、スクエアに当たらないし、飛距離も出ません。
2つの方向を揃えるためには、足を使って振ることが大事なんです。そのためには、『歩くように振る』ことがポイント。歩くときに右足を踏み出すと左手が動く。手と足が連動します。その動きの延長にあるのがゴルフスイングなんです。
それを可能にするためには、右足→左足と踏み出して打つステップ打ちを行って感覚を養うことがオススメ。球を5個くらい置いて連続で打つ練習をするといいでしょう。トップで右足を踏み込み、インパクトで左足で踏み込む感覚が分かると思います。
他にも左足を大きく上げて踏み込んで打つ、一本足打ちなどもオススメです。フォローを出してから振り戻して大きく足を上げると、足を使って振る感覚が分かると思います。みなさんも試してみてください。
■倉本昌弘
くらもと・まさひろ/1995年生まれ、広島県出身。日本ツアーで30勝を挙げた永久シード保持者。2010年には日本シニアオープンを制するなど2勝してシニア賞金王に輝いた
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<ゴルフ情報ALBA Net>
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