「性格的に大ざっぱなんです」 プロ4年目の政田夢乃がオフの成果を発揮して5位に浮上
イチオシスト
<ヤマハレディースオープン葛城 2日目◇3日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6510ヤード・パー72>
プロ4年目の政田夢乃がオフの取り組みの成果を発揮している。強風の中で行われた初日は「72」でまとめ、この日は4バーディ・1ボギーの「69」をマーク。首位と2打差のトータル3アンダー・5位タイで決勝ラウンドに進んだ。
「きょうはドライバーがすごく安定していて、ずっとフェアウェイから打つことができた。ピンに何度も攻めていけたのが良かったです」。ゴルフ日和ともいえる2日目に攻めてスコアを伸ばせた。
ルーキーイヤーの2024年はデビュー戦で8位タイに入り、8戦目の「NEC軽井沢72ゴルフ」で2位タイに入るなど活躍したが、メルセデス・ランキングは57位。初優勝も期待された25年は62位に終わるなど、シード権(50位以内)や前半戦出場権(55位以内)に届きそうで届かないシーズンが続いた。
今季はキャリアハイ更新を目指し、オフを過ごした。そのひとつが体重増量だ。「ひたすら食べて、自然と増えました」と笑って話すが、昨年の開幕時と比べて5キロ増やした。これによりスイングの安定感が増し、飛距離アップにもつながっている。
ドライバーはキャロウェイの最新モデルを投入。「昨年は頑張って(キャリー)230ヤードだったが、今は安定して230ヤード打てるようになった」と変化を実感している。
体重増量のプロセスも興味深い。「トレーニングもしていたので、食事と両立できたのかなと思います」。栄養士の食事管理やトレーナーによる筋量のデータ管理で増量する選手も多いが、「私は全然気にしていなくて。1回の量が多かったかな。白米の量とか。意識せずに、疲れている分自然と食べちゃう感じで。性格的に大ざっぱなので(笑)。ゴルフも数値やデータをとらないし、自分の感覚で生きています」と語る。
また、1月には5歳年下ながらプロ同期の菅楓華と宮崎合宿を行い、技術やマネジメントを学んだ。「楓華ちゃんはアプローチがうまい。どういう風に打っているか聞きました」。政田は58度のウェッジを多用していたが、菅は複数のクラブを使う。このオフに54度のウェッジで転がすアプローチも習得。この2日間は11回パーオンを逃した中で9回パーセーブに成功し、リカバリー率81.8%と高い数字を残している。
そして、同じキャロウェイ契約でツアー通算7勝の大先輩・佐伯三貴には「もっとレベルの高い目標を立てなさい」とハッパをかけられたという。
「シード権を目指していたら、ランキングも60位前後で終わるんだな、と。今年は優勝して(最終戦の)リコーを目指しています」とシーズン前に大きな目標を立てた。「今までは予選通過を考えていましたが、今週はトップ10を目指しています」と高い志で戦っている。
昨季の初トップ10入りは出場17試合目の「ミネベアミツミレディス」(6位)だった。今季は3試合目の「Vポイント×SMBCレディス」で8位タイと早々にトップ10入りを果たした。2日目を終えて5位タイ。残り2日はさらに上の順位を狙いたい。(文・小高拓)
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