佐伯三貴が女子サッカー元日本代表の引退試合で号泣「2リットルは涙出た」
佐伯三貴が自身のインスタグラムを更新。交流のある女子サッカー選手、近賀ゆかりの引退試合を涙ながらに観戦したことを投稿した。
2人が出会ったのは、2021年、コロナが猛威を振るう中、近賀が所属するサンフレッチェ広島レジーナの取材に行ったときだった。11年のFIFA女子ワールドカップでは「なでしこジャパン」の大活躍が日本中を沸かせたが、近賀は全試合でフル出場し、初優勝に大きく貢献した。その時のメンバーが広島に集まったそうだ。
近賀の印象について「話を聞けば聞くほど、この人本当に同じ歳? え?考え方、物事の見据え方全てが衝撃的だった。だから世界でも活躍できるしこの歳まで現役を続けてこれたんだなってわかるくらい近ちゃんは魅力ある選手だった」と記している。「意外と自分から誘うのが苦手な私だったけどもっと喋ってみたいと思いコロナ禍が落ち着いた時私から誘った。そっから家族ぐるみの付き合いが始まり今に至る」とのこと。
「素敵な出会い」に感謝しつつ、サッカー観戦にもたびたび出かけた。またレジーナの選手たちとの交流も広まり、ますます応援にも力が入っていった。
そんな中、昨年、近賀は試合中に大ケガ。「この年齢での怪我がどれ程大変なものかは勿論のことわかった。でも近ちゃんは弱音なんて吐くこともなく必ずまたピッチに上がることだけを考えてチームのことを考えて手術、リハビリをしていた。凄すぎて何も言えなかった」と当時を振り返った。
「美味しいもの食べに行こう!くらいしか言えなかった…」というが、「食べに行ったお寿司屋さんで引退の話を聞いた」。そして「最終戦に間に合うように頑張るって!」という近賀の覚悟を聞き、佐伯は「サッカーの神様がいるなら近ちゃんをもう一度グランドに立たせて欲しい」と祈り続けた。
そして5月4日に迎えた今季のホーム最終戦。スターティングメンバーには近賀の名前があった。「本当凄すぎるよ。入場からずっと号泣の私。2リットルは涙出た。こんなにもたくさんの人に尊敬され、愛された選手、尚且つ女子サッカーでここまでのセレモニーは誰もが羨むくらい素敵だった」と投稿は近賀への愛にあふれていた。
そして「近ちゃん、最後に広島を選んでくれてありがとう。これから第二の人生の始まりですが先に第二の人生を歩んだ私から一言… 最高に楽しい日々が待ってます またゆっくり食事でも行きましょう お疲れ様でした」と暖かい労いの言葉を送っていた。
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