B・デシャンボーは韓国でも大人気 熱狂ギャラリーの前で狙う3勝目「子供のように楽しみたい」
<LIVゴルフ第7戦 at 韓国 2日目◇3日◇ジャック・ニクラウスGC(韓国)◇7376ヤード・パー72>
ブライソン・デシャンボー(米国)が2日目に6バーディ・ボギーなしの「66」をマークし、トータル13アンダーで単独首位に立った。冷え込んだ朝のラウンドも安定したショットでリードを広げ、後続と4打差で最終日を迎える。
標高約2400メートルだった前週の「メキシコシティ」から一転して海抜ゼロの韓国大会。気候や時差ボケの影響もあるなか「この2日間はショットのコントロールがうまくいっている」と手応えを感じている。
冷え込んだ朝は「ドライビングレンジでピッチングウェッジが140~145ヤードしか飛ばない表示が出て驚いた」と少しの不安を抱えてティオフしたが、大勢のギャラリーを前に1番はバーディスタートとした。5番まではパーを並べ、「2番と3番でバーディパットを決めたかった」と悔しさも滲ませる。6番パー4で1打目を321ヤード飛ばすと、2打目はグリーンをとらえチャンスにつけた。約4メートルのパットを決め、この日2つ目のバーディ。続く7番パー5でもスコアを伸ばした。
LIVゴルフの魅力でもあるチーム戦の行方も注目される。3人のスコアを換算していたが、今年から4人全員のスコアがカウントされるフォーマットへ変更。チームの総合力がカギを握る。キャプテンを務める『クラッシャーズGC』は2日目を終えてトータル15アンダーで2位タイ。今季初優勝も視野に入る。「グローバルチームとしてここで勝てたら最高。韓国のファンは素晴らしいし、応援してくれているのを感じる。アイアン・ヘッズの方が人気かもしれないけどね(笑)」と話すが、デシャンボーは終日大勢のギャラリーを引き連れ大盛り上がり。ラウンド後はサインを待つファンの長蛇の列ができた。
36ホール終了時点での首位は3戦連続。そのうち4打差で迎えるのは初のこと。「子供のように楽しんでプレーすることが大事。きょうみたいなゴルフができればいい日曜日になると思う」と今季初優勝、ツアー通算3勝目に向けて意気込んだ。個人戦・チーム戦ともに注目が集まる。
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