JRきっぷ(マルス券)の地紋はJR各社で違うの知ってた?
JRのオンラインシステム「マルス(MARS)」で発行された乗車券や指定席券は「JRマルス券」と呼ばれています。券面には券種や価格、日付、発行場所やクレジットカードを使ったかなど、さまざまな情報が記載されていますが、実は、地紋のJRマークは地域ごとで違うのをご存じでしょうか?
JRマルス券の地紋は全部で6種類!
JRマルス券の券面には、細かい地紋が入っているのは皆さんご存じでしょう。偽造防止のためにこのような地紋が採用されているのですが、実は、このマークがJR各社で微妙に違っているんです。
まず、JR東日本のマルス券には、東の英語「EAST」を表す「E」の地紋が入っています。JR東海は英語名「Central Japan Railway Company」から「C」、JR西日本はWESTの「W」となっており、JR各社の英語名表記の頭文字が基本です。
JR四国は「S」、JR九州は「K」となっていますが、こちらはローマ字表記の頭文字なんですね。ただし、JR北海道だけは唯一、漢字の「北」が地紋に入っていますので、今後、JRマルス券を購入したら、ぜひ券面の地紋を確認してみてください。



私鉄や三セク路線のきっぷの地紋も面白い!
現在では便利なSuicaやモバイルSuicaなどがありますので、なかなか磁気きっぷを購入する機会も少なくなってきました。
でも、当然のことながら磁気きっぷの券面にも地紋が入っていて、JR各社とJRマルス券の地紋は同じになっています。

また、私鉄や三セク(第三セクター)路線のきっぷにもさまざまな地紋が入っています。なかでも静岡県の吉原駅と岳南江尾駅を結ぶ岳南電車では、全線1日フリー乗車券が今では珍しい硬券で、地紋には「がくなん」という文字と富士山が描かれています。わかりやすくてかわいい地紋ですね。

まとめ
いかがでしょうか? 今回はJR各社のマルス券はそれぞれ地紋が異なることを紹介しました。
この地紋を見ればどこで購入したのか見分けることができますよ。また、JR北海道だけ「北」という漢字が使われているのも面白いですね。
さらに、私鉄や三セク路線のきっぷにもさまざまな地紋がありますので、たまには紙のきっぷを購入して券面デザインを楽しむのもいいでしょう。
記事提供元:スマホライフPLUS
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