LIV初の韓国大会が開幕 パートナーシップ締結『Coupang Play』ってどんな会社?
<LIVゴルフ第7戦 at 韓国 事前情報◇1日◇ジャック・ニクラウスGC(韓国)◇6751ヤード・パー72>
5月2日にLIVゴルフ初の韓国大会がいよいよ開幕する。開催2日前にはオープニングパーティが行われ、『アイアン・ヘッズGC』率いるケビン・ナ(米国)をはじめ、ダニー・リー(ニュージーランド)、LIVの新星チャン・ユビン(韓国)、香妻陣一朗らチームメンバーが登場。香妻は韓国語であいさつをし、会場の笑いを誘った。
同ツアー通算3勝目を狙うブライソン・デシャンボー(米国)も姿を現し、LIVゴルフの最高経営責任者スコット・オニール氏、大会とパートナーシップを締結した『Coupang Play(クーパンプレイ)』のスティーブン・キム代表らも登壇。大会への思いを語った。
今年1月15日にLIVゴルフと韓国最大のeコマース企業である「Coupang」の動画配信サービス「クーパンプレイ」が、複数年のパートナーシップ契約を締結。さらに、アイアン・ヘッズGCとのパートナーシップも結んだ。クーパンプレイは2020年に誕生。飽和している配信サービス市場でスポーツ部門に力を入れて、大きな成長を遂げている。
キム代表は「LIVゴルフがここ数年間で拡大していることは、みんなが知っている。常識を覆しながらゴルフという枠を超え、世界中のゴルフファンに新しくて、楽しい体験を届けている。我々は同じDNAを引いている。この締結によって、これからも新たなゴルフ体験を再構築できることを信じている。みなさんに今週を楽しんでほしい」と語った。
オニール氏は「開催地を探すときはワールドクラスのコース、ゴルフ市場の大きさと今後の可能性を見ている」と話した。練習日には、同ツアーの初代年間王者ダスティン・ジョンソン、18年の「マスターズ」覇者パトリック・リード(ともに米国)、アイアン・ヘッズGCのリーと朝食をともにし、「選手らもコースの状態の良さについて話してくれた。オーガスタとの対比も教えてくれた」と明かした。
開催コースのジャック・ニクラウスGCは、2015年に米国選抜と世界選抜による対抗戦「プレジデンツカップ」がアジアで初めて開催された地。当時勝利した米国チームのジョンソン、リード、フィル・ミケルソンやバッバ・ワトソンらも参戦し、初の韓国大会に華を添える。(文・小池文子)
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