【メルカリ】出品者向け|着払いにする手順と利用可能な配送方法まとめ
メルカリの出品者は、売れた時の送料を「出品者負担」にも「購入者負担」にもできます。商品ページで前者は「送料込み」、後者は「着払い」と表記されます。
出品者からしたら「出品額をギリギリに設定しているため、送料は購入者に負担してもらいたい」という場合もあるでしょう。
そこでこの記事では、メルカリで売れた時の送料を着払いに設定する手順を解説。着払いが利用可能な配送方法もご紹介します。
【前提・出品者向け】「着払いの商品は売れにくい」ので要注意!
まず前提として「着払いの商品は売れにくい」ことを、認識しておきましょう。
購入者目線では「着払い」は「余計な送料を払わなくてはならない」という意識が生まれ、購入のハードルが高くなりがち。そのため、メルカリに出品されている多くの商品は「送料込み」なのが現状です。

メルカリで着払いに設定する手順(出品時・出品後)
前述の通り、最低でも500円~1,000円前後割り引いた価格で出品する準備ができたらさっそく「着払い」の設定を行っていきましょう。
メルカリで着払いにするタイミングには、出品時と出品後の2通りがあります。それぞれの設定手順を説明します。
【出品時】着払いの設定手順
出品時に着払い設定をする方法は以下の通り。まず、メルカリ公式アプリを開きます。


【出品後】着払いの設定手順
出品後に着払いに変更する方法は以下の通り。



メルカリ対応の着払い配送方法と送料一覧
メルカリで着払いに設定可能な配送方法と送料、詳細を配送会社別でご紹介します。
【郵便局】ゆうメール・ゆうパック・ゆうパケット
郵便局で利用できる着払いの配送方法は、ゆうメール、ゆうパック、ゆうパケットの3種類。それぞれの特徴は以下の通りです。

【ヤマト】宅急便コンパクト・宅急便
ヤマトで利用できる着払いの配送方法は、宅急便コンパクトと宅急便の2種類。それぞれの特徴は以下の通りです。

【佐川】飛脚宅急便
佐川で利用できる着払いの配送方法は、飛脚宅急便。特徴は以下の通りです。

【重要】メルカリの匿名配送では着払いが利用不可
メルカリでは、出品者と購入者、お互いの本名と住所を交換せずに商品を発送できる「匿名配送」というサービスがありますが、着払いではこの匿名配送を使うことができません。
なお、匿名配送を使えるサービスは「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」
そのため、出品者は必ず購入者の住所や本名などを把握しなければなりません。
こうした点でも「着払い」は購入者のハードルが高くなりがちで、いち早く商品を売りたい出品者にとっては注意が必要です。
【出品者向け】購入者から着払い送料を聞かれた場合の調べ方
「着払い」の商品の場合、購入者は事前に別で支払わなければいけない送料を知っておきたいもの。たとえば購入前にコメントなどで送料を聞かれた際の調べ方をご紹介します。
【郵便局】ゆうメール、ゆうパック、ゆうパケットの場合
郵便局の場合、まず日本郵便公式サイトにアクセスします。







【ヤマト】宅急便コンパクト、宅急便の場合
ヤマト運輸の場合、まずヤマト運輸公式サイトにアクセスします。



【佐川】飛脚宅配便の場合
佐川急便の場合、佐川急便公式サイトにアクセスします。




メルカリで着払いを選ぶべき商品とは?
冒頭でもご紹介した通り、メルカリでは多くの商品が送料元払い(送料込み)となっており、同じ価格帯で同じ商品が売られている場合、着払いは選ばれにくくなっています。
一方、着払いがおすすめな商品も存在します。
重量のある商品
重量が1kg以上ある商品は送料が高くなりがちです。たとえば家電や本のセット、食器セットなどは、送料込みにすると出品者の利益が大幅に減少する可能性があるため、着払いがおすすめです。
高額商品

商品自体の価格が高い場合(5,000円以上目安)、数百円の送料は購入の大きな障壁にはならないことが多いです。ブランド品や家電などは着払いでも売れやすい傾向にあります。
配送距離で料金が変わる商品
宅急便など、配送距離で料金が変動する配送方法を選ぶ場合、遠方への配送で予想外のコストがかかるリスクを避けるために着払いを選択するケースもあります。
【出品者向け】メルカリで送料着払いにする際の注意点
メルカリで着払いにする場合は、以下の2つの注意点があります。
・送料について購入者に対する丁寧な説明は必要
・着払いで受取拒否されると送料は出品者負担
送料について購入者に対する丁寧な説明は必要
繰り返しますが、着払いは購入者にとってハードルが高いため、できれば商品ページにあらかじめなぜ着払いなのか、送料の目安はいくらくらいになるかを丁寧に説明しておきたいところ。
購入者が商品の価格と送料の合計を把握しやすくなると、購入してくれる確率も上がるでしょう。
着払いで受取拒否されると送料は出品者負担
着払いで商品を配送したにもかかわらず、もし購入者が商品を受け取らない、もしくは受取拒否するということが起こった場合、商品は出品者に返送されることになります。この場合、送料は出品者が負担しなければなりません。つまり、出品者は商品を売れなかった上に、送料を二重に支払うという損失を被ることになります。
購入者との間でトラブルを起こしたりしないようにしましょう。
まとめ
メルカリでは多くの商品が「送料込み」で出品されているため、「着払い」はそもそもの購入ハードルが高く、あまり選ばれない傾向にあります。
それでも着払いで売りたい場合は、着払いにしなくてはいけない理由を明記することが大切。また、あらかじめ送料を計算しておいて、地域別の送料の目安を商品ページに記載しておくといいでしょう。
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記事提供元:スマホライフPLUS
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