東京メトロが身だしなみルールを改正 多様性を尊重し、気候変動や時代の変化に柔軟に対応
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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制服や髪の色など、いわゆる身だしなみの問題は学校に通う子どもたちに焦点が当たることが多いが、これは東京メトロ(東京地下鉄・東京)の職員のお話。駅社員や乗務員など運輸系職種の社員を対象に、制服着用時の身だしなみルールを改正、5月1日から社内の運用を変更するという。
寒暖差が激しい昨今の気候変動や時代の変化にも柔軟に対応できるよう、社員が快適に働ける環境を整備し、男女別の基準を撤廃、一人一人の多様性を尊重すること、そして基準の範囲内で信頼される身だしなみを自ら選べるようにすることを改正の目的としている。
具体的には、夏制服の着用期間を延長し、ネクタイの着用を通年任意にする。また髪はより明るい色まで染めてもよいことになった。これには詳細な取り決めがあり、「JHCA(NPO法人日本ヘアカラー協会)作成のヘアカラー色見本レベルスケール11番以下」という。また、装飾品の着用や爪については、業務に支障の無い範囲内で選択可能とし、性別を問わない共通の基準とする。さらに、革靴以外にも、暗色系のスニーカーをはいてもいいことになった。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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