箱根ロープウェイで行く新スポット「ちきゅうの谷」4/25オープン 各ゾーンでは、より自然を感じられる造りに
小田急箱根が箱根ロープウェイ大涌谷駅1階と駅前広場をリニューアル!「黒・ジオ・風」をテーマにした新たな展望エリア「ちきゅうの谷」が2025年4月25日(金)にオープンします。
箱根ロープウェイは、早雲山~桃源台間の全長約4kmを結びます。早雲山~大涌谷間では眼下に広がる大涌谷の谷底の景色が、桃源台方面へ向かう途中には富士山や芦ノ湖の景色が楽しめます。
【参考】箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイに「優先乗車改札」導入 秋の行楽シーズンおすすめスポットは?(※2024年10月掲載)
https://tetsudo-ch.com/12981083.html
箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バスが繋ぐルートは「箱根ゴールデンコース」と呼ばれ、箱根観光の主要ルートとなっています。今年2025年9月に、箱根ロープウェイ全線と箱根ゴールデンコースが開通65周年を迎えることから、「ちきゅうの谷」開業のほか、記念イベントが順次開催される予定です。
「ちきゅうの谷」は、「風の輪テラス」・「息吹のデッキ」・「大空のほとり」の個性的な3つの展望デッキと、「岩の巣ベンチ」、「谷のマルシェ」で構成。駅前に広がる大涌谷の荒涼とした大地や、蒸気が吹き上がり硫黄のにおいが漂う生きた地球を感じられる場所であることから命名されました。
ダイナミックな地形や風などの地球の営みの奥深さに出会い、雄大な自然との触れ合いを楽しめる絶景の舞台、GWの旅行先の一つに加えてみてもいいかもしれませんね。
場所は、箱根ロープウェイ大涌谷駅1階、駅前広場(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251)。
「ちきゅうの谷」各ゾーンの紹介
◆谷に吹き込む風を感じる「風の輪テラス」
風が円を描くように、全身を吹き抜ける直径約18mの回遊テラス。床のパンチングメタルを通して、足元からも風を感じることができます。体を押すように吹き抜ける風や、音の迫力を感じながら地球や自然とのつながりを体験できます。
小さな子供や車いすでも楽しめます。

◆噴気を見下ろせる谷へ突き出したスリリングな「息吹のデッキ」
谷の上へ約11m、突き出す高さ約8mのデッキはガラス張りでスリル満点。足元から真下に広がる大涌谷の蒸気立ち上る眺めは圧巻で、大地の息吹を感じられます。
壮大な自然の絶景がもつ神秘的な雰囲気とともに、噴気のにおいや視界の変化など様々な大涌谷に出会える場所。また、蒸気立ち上る大涌谷の真上をロープウェイが通り過ぎる様子も見ることができます。

◆開放感ある景色を見渡せる「大空のほとり」
風力発電機や火山カメラの周囲にスタンディングカウンターを設け、ショップで購入した軽飲食とともに、大涌谷の景色を眺めることができます。
ロープウェイに最も近づいた写真が撮れる絶好のスポットです。天気の良い日は、広がる大地や相模湾、東京都心のビル群を遠望でき、心地よい開放感を味わえます。

◆迫力ある自然と一体化「岩の巣ベンチ」
やわらかい岩のベンチでは大自然の中で軽飲食を楽しみながらゆったり休憩できます。
駅を出てすぐ、目の前に広がる荒々しい大涌谷の岩肌と連続性のあるデザインのベンチ。自然との一体感を味わいながら、周囲の景色とともにくつろぐことができるスペースです。

◆大涌谷を楽しむ軽飲食や物販を販売「谷のマルシェ」
店舗外観は、大涌谷の雄大な景観に調和したデザインになっています。
店内では、箱根らしい土産品や、地元神奈川にゆかりのある土産品が販売されています。
また、大涌谷の自然をイメージしたオリジナルスイーツ・ドリンクなどの軽飲食も販売。


[営業時間]
・大涌谷駅:9:00~17:00(12月~1月は9:00~16:15)
・谷のマルシェ:9:30~16:30(時季により変動あり)無休
※フード・ドリンクの提供は16:00まで
(画像:小田急箱根)
記事提供元:鉄道チャンネル
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