高橋一生&飯豊まりえが懺悔!?2人そろってヴェネツィアで失くしたもの:岸辺露伴は動かない 懺悔室
4月15日(火)映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の完成報告会が行われ、主演の高橋一生をはじめ、飯豊まりえ、玉城ティナ、大東駿介、井浦新のキャスト陣、渡辺一貴監督が登壇。日本映画初のオールヴェネツィアロケによる本作の見どころを語った。
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荒木飛呂彦の漫画を原作に、特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家・岸辺露伴が奇怪な事件に立ち向かっていく人気シリーズ。2020年よりテレビシリーズを4期、2023年の映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を経て、今回、原作の第1話「懺悔室」の映画化となる。
原作ファンからの人気や思い入れもあり、表現としても映像化は難しいと思われた「懺悔室」。主人公・岸辺露伴を演じる高橋は「身の引き締まる思いでした。5年の月日を経て、ようやく原作の最初の話を映像化できる」と、共に世界観を作り上げてきたこのチームだからこそ実現したことへの思いを。
また、1ヵ月に及ぶヴェネツィアロケにより「岸辺露伴の世界観に溶け込む迷宮のような風景と、これまで作り上げた作品の世界観がしっかりと融合した作品になっていると思います」と自信をみせた。
露伴の担当編集・京香役の飯豊は「みんなで船に乗って撮影に行く、合宿のような現場でした」と振り返る。現地スタッフも参加してのイタリアでの撮影では、食事の時間になると一旦撮影をストップしてキャスト・スタッフ全員でレストランで食べるというスタイルに「ヴェネツィアに来てるなと思いました」と驚きを。
オリジナルキャラの仮面職人・マリアを演じる玉城は「ヴェネツィア暮らすように撮影ができた」と。長期滞在の間に自炊もしていたそうで、飯豊が玉城の手料理を食べにきたこともあったそう。
不気味なほどの“幸運”に襲われる“呪い”をかけられてしまう男・水尾を演じる大東は、「前編しんどい役」とのことで撮影は過酷ながら、大ファンのシリーズへの出演への喜びと、ヴェネツィアの美しい景色に癒されていたそう。原作でも印象的な“ポップコーン”のシーンは2日間かけ150カットを撮影。撮休だった高橋もこっそり現場を見に行っていたそう。
「懺悔室」で露伴に懺悔する田宮を演じる井浦も、荒木飛呂彦、原作ジョジョシリーズ、高橋主演のドラマ・映画シリーズの大ファン。最初は「“推し”のみなさんがいるところに入っていくようなもので。好きすぎて具合が悪くなるくらい」だったと明かした。
タイトルにちなんで「懺悔したいこと」を明かすコーナーも。高橋は、露伴のペン型のイヤリングを「この5年間でどれだけ失くしたか」と懺悔。今回のヴェネチアロケでも失くしたそうで、いつも必死に探してくれ、スペアも4、5個用意してくれている衣装担当に感謝を。
飯豊も、イヤリングについていた黒い装飾を落としてしまったことを懺悔。衣装担当が、黒いボタンを加工して補修してくれたそうで、高橋と同様に感謝を伝えた。
「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は、5月23日(金)より全国ロードショー!
「岸辺露伴は動かない 懺悔室」
出演:高橋一生 飯豊まりえ / 玉城ティナ 戸次重幸 大東駿介 / 井浦新
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
音楽:菊地成孔/新音楽制作工房
<ストーリー>
漫画家・岸辺露伴はヴェネツィアの教会で、仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞く。それは誤って浮浪者を殺したことでかけられた「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いの告白だった。幸福から必死に逃れようと生きてきた男は、ある日無邪気に遊ぶ娘を見て「心からの幸せ」を感じてしまう。その瞬間、死んだ筈の浮浪者が現れ、ポップコーンを使った試練に挑まされる。「ポップコーンを投げて3回続けて口でキャッチできたら俺の呪いは消える。しかし失敗したら最大の絶望を受け入れろ…」。奇妙な告白にのめりこむ露伴は、相手を本にして人の記憶や体験を読むことができる特殊能力を使ってしまう…。やがて自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっている事に気付く。
© 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
記事提供元:テレ東プラス
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