17歳の演歌歌手・梅谷心愛が語る歌手生活「THEカラオケ★バトル」舞台裏も:THE名門校

BSテレ東で、毎週土曜午前10時30分に放送している「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑」が6年目に突入!
【動画】受験の参考に!「THE 名門校!日本全国すごい学校名鑑」アーカイブ
「行きたい学校が見つかる!なりたい自分が見つかる!…テレビ学校訪問」をコンセプトに日本全国の名門校を紹介する。
校内にはどんな風景が広がっているのか? 生徒たちはどんな思いで、何を目指して日々「青春」を燃やし続けているのか?
学校のホームページや卒業生の言葉だけではわからない「名門校の生の姿」を伝えていく情報ドキュメンタリーだ。
そして4月5日(土)の放送から、新テーマソングに17歳の演歌歌手・梅谷心愛(こころ)の『チャイム』が決定!
「テレ東プラス」は梅谷を取材し、曲の魅力はもちろん、新人歌手としての意気込みから学生時代のエピソード、プライベートまで話を聞いた。
みんなが頑張っている姿を見ると“私ももっと頑張ろう!”という気持ちになります
――梅谷さんが歌う「チャイム」は、春や新学期にふさわしい爽やかな曲ですね。
「番組のオープニングと詞の内容がシンクロしていて、すごくいいなと思いました。自分の曲ですがグッときてしまって、“うわっ、青春すぎてまぶしい(笑)”という気持ちになりました。歌詞もリアルで、自分も見たことがある学校の光景がすっと浮かんできたので、すぐに感情移入することができました。ものすごくリアリティーがある曲です」
――特に気に入っている歌詞はありますか?
「めちゃくちゃ迷います(笑)。でも、落ちサビの“心のコンパスを指し示した場所は自分だけの宝物”という歌詞は、メロディーも強調されますし、私も自分に置き換えて歌っているので、“自然とできた場所=自分がいられる場所=一番宝物なんだよ”と思いながら歌っています。私が小学校を卒業して歌手を目指す際、家族も一緒に上京してくれたんですけど、“この環境が私にとっては一番の宝物だな”というのを、この曲から改めて感じることができました。
もう1つ“時間は誰にも等しく笑う だからね「決める」のは自分だけ”という歌詞がありますが、これも深いです。どんな生活を送ったとしても、時間はみんな平等に進んでいく…だからこそ、その時その時をかみしめながら生活しないといけないし、その限られた時間の中で将来の道を決めるのも、最終的には自分だよねと。私も歌手として選択を迫られる瞬間があるので、“自分が楽しめる道を選択しよう!”と思いました。いろいろなことを考えさせられる歌詞です。
上京して6年。コロナ禍もありましたが、ファンの皆様を始め、優しい皆さんに支えていただいて、今ものすごく幸せです。この環境にたどり着くまできついこともありましたが、選択は間違っていなかったと、今やっとそう思えるので、この『チャイム』は、本当に私の曲かもしれない…そう感じています」
――「THE名門校」は6年目に突入した人気番組ですが、ご覧になった感想は?
「私は今、高校2年生なんですけど、歌手活動をしているので、普通の高校生活があまり想像しにくかったんです。でもこの番組を見たら、部活動や行事などに取り組む生徒の皆さんの熱さや青春が手に取るように分かりますし、一人一人の言葉が丁寧に取り上げられているので、本当にいい番組だなと思いました。みんなが頑張っている姿を見ると、“私ももっと頑張ろう!”という気持ちになります」
――学校での梅谷さんは、どんなタイプの生徒ですか?
「デビュー前、小学校、中学校では体育祭で応援団をやっていて、鉢巻きを巻いて『エイサー』を踊りました。行事が大好きで、“本気で燃えるぞ~!”みたいなタイプでした。運動神経がないのに(笑)。応援団の練習の後はみんなで公園に寄り道をして、夕陽が落ちるまでおしゃべりを楽しんで…友だちもたくさんできました。“本当にキラキラしていたな”と、振り返るといい思い出です」

皆さんに信頼していただけるアーティストになるのが目標です
――梅谷さんは6歳の頃、美空ひばりさんの映像を見て、歌手への憧れを抱いたそうですね。
「ひいおばあちゃんが歌好きで、特に美空ひばりさんやテレサ・テンさんのファンでした。私を連れてよくカラオケに行っていたので、それが耳になじんで、5、6歳ぐらいの時は、すでに口ずさんでいたようです。今もひばりさんの曲を聴くととても落ち着きますし、一番歌いたい曲です。当時は『悲しき口笛』や『裏窓』をよく聴いていました」
――演歌・歌謡曲というジャンルを、今度はご自身の力で若い世代に…みたいなところも?
「はい、あります! SNSを活用しながら“昭和歌謡や演歌ってこんなにすごいんだよ。こんなに魅力的なんだよ”ということを伝えたいです。イベントや配信でも、つい熱語りしてしまいます(笑)」
――演歌・歌謡曲界も、梅谷さんを始め、若い世代がドンドン出てきて華々しいですね。
「そうですね。同世代の歌手の方を見て気持ちが焦ることもありますが、ファンの皆さんが支えてくださるうちは、絶対に弱音を吐きたくないですし、“走り切るしかない!”という気持ちでいます。
少し前はキャンペーン会場のお客さんが少なくて、“家族のために歌ってる?”とか、海近くの路上ライブでは、“魚に聴かせるために歌ってる?(笑)”みたいなこともあったんですけど、ライブやキャンペーンに足を運んでくださる方が少しずつ増えて、“上を目指そう”と励ましてくださって、“あー私はなんて幸せなんだろう”と…。ありがたいです。
あと、歌手の藤井香愛さんや田中あいみさんとは、アミューズメントパークに行ったり、ご飯を食べたり、仲良くさせていただいていいます。例えば、ちょっと声が出にくくて“スランプかな?”という悩みを相談すると、“私はこうしたよ”とアドバイスしてもらえることもあって、一緒にいるとめちゃくちゃ楽しいです」
――テレ東の人気番組「THEカラオケ★バトル」も、小学校時代に10回出演しています。当時のことを覚えていますか?
「めちゃくちゃよく覚えています。やっぱりみんなライバルで、控室でも緊張していましたし、本番は震えながら歌っていました。1回だけ、美空ひばりさんの『人生一路』で100点を出しましたが、決勝で負けてしまったので悔しい思い出もあります。でも楽しかったですね」
――梅谷さんが歌手人生を送る中で、一番大切にしていることは?
「“周りをよく見ること”でしょうか。歌を磨きたいとか、レベルアップしたいと思うきっかけも周りにあると思っていますし、自分がどうあるべきか、どう立ち回ったらいいのかというのも周りを見ないと分かりませんよね。なので、家でもと人と接する時も、必ず周りを見るということを心掛けています。それを忘れた瞬間が一番怖いので。
例えば、人の温かさや、自分がどれだけありがたい環境にいるかということ、そこに気づける自分でありたいです。“自分、調子乗んなよ”みたいな(笑)」
――4月9日(水)には、新曲「秘密の花」もリリースします。
「少しアップテンポでメロディーや音色はすごく新しいのに、ふと昭和歌謡の世界を思い出すような感じで、面白い曲です。私が初恋をしたらきっとこうなるだろうという詞を、売野雅勇先生が考えてくださったので、自分に落とし込んで歌っています」
――去年は「第66回 輝く!日本レコード大賞」で新人賞を受賞しました。最後に今後の目標を教えてください。
「大きい目標を掲げていて、今年も何かしらの賞をいただいて、2年連続『レコード大賞』の舞台に立ちたいと願っています。われながら“欲張りだな”とは思いますが、頑張りますので、皆さんに梅谷心愛を信じて一緒についてきてほしいです。皆さんに信頼していただけるアーティストになるのが目標です。
そしていつかは『紅白歌合戦』に出場したいですし、忘れたくないのは、ファンの皆さんが私の歌を聴いてどう思ってもらえるのか、何を感じてもらえるのかというところ。第一に私の歌を聴いてくださる皆さんのことを思って歌える歌手になりたいです」
【梅谷心愛 プロフィール】
2020年に上京し、本格的な歌手活動を始め、2023年7月にはシングル「磐越西線ひとり」で デビュー。
2024年には「第66回 輝く!日本レコード大賞」新人賞を受賞するなど、今後の活躍に大きな期待を集めている。歌謡曲からJ-POPまで幅広い楽曲を歌いこなす令和の昭和歌謡少女。
4月9日(水)には、新曲「秘密の花」をリリース。ラジオ大阪『梅谷心愛の「こころの歌」』(毎週木曜日夜8時)も好評放送中! 「歌のサンセット」(テレ東 金曜夕方5時30分)にも出演予定。
梅谷心愛HP
(取材・文/蓮池由美子)
【4月5日(土)放送「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑」は…】
東京都豊島区 本郷中学校・高等学校
▼完全中高一貫・創立102周年を迎える伝統校
▼東大をはじめ難関大合格実績がここ10年で右肩上がり!
▼「人のために尽くす」教育理念と、独自のテスト「本数検」とは
▼応援団主将として活躍する高校2年生に密着
【今後のラインナップ】※ラインナップは変更になる場合があります。
4月12日放送 東京都渋谷区 東京女学館中学校・高等学校
4月19日放送 東京都世田谷区 三田国際学園中学校・高等学校
5月3日放送 東京都世田谷区 恵泉女学園中学・高等学校
5月10日放送 東京都練馬区 東京学芸大学附属国際中等教育学校
5月24日放送 東京都調布市 晃華学園中学校高等学校
5月31日放送 東京都豊島区 淑徳巣鴨中学高等学校
記事提供元:テレ東プラス
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