孤独な少女が、世紀の大スターになっていく 人生を描くドキュメンタリー「マリリン・モンロー 私の愛しかた」予告編・貴重な写真解禁
孤独な少女が、マリリン・モンローという世紀の大スターになっていく姿を捉えたドキュメンタリー映画「マリリン・モンロー 私の愛しかた」が、5月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー。予告編と貴重な写真が解禁された。
解禁となった写真は、シングルマザーである母親からの愛に飢えていた幼少期、スクリーンで輝く女優に憧れるモデル時代、そして圧倒的な男性優位主義のハリウッド映画界でチャンスを掴むために重役たちの関心を引く様子など、貴重な瞬間が垣間見える。
予告編では、マリリン・モンローといえば誰もが思い浮かべるレッテルを打ち消すかのように『世界一有名な女優はセルフプロデュースした姿だった』というナレーションで始まり、不幸な子供時代を利用したメディア戦略やオンとオフを使い分けたファッションスタイルについての証言が、当時の映像と写真で映し出される。セルフプロデュースの第一歩となった、スター女優になる直前で巻き起こったヌード写真流出ゴシップを起死回生のチャンスにした記者会見での『家賃も払えず、借金もあって、本当に貧しかった』という貴重なマリリンの肉声も。女優として人気と輝きを増していく中、用意される『セクシー』な役から脱するために、マリリンが立ち向かった努力と苦悩の挑戦とは。
コメント:イアン・エアーズ監督
世界のどこよりも先駆けて、マリリン・モンローの存在の大きさに気づいてくれたのは日本でした。当時のアメリカでは有名ではあったけれど、あまりリスペクトされていませんでした。新婚旅行で日本に到着すると、「モンちゃん、モンちゃん」と大きな歓声があがり、今までに得ることができなかった愛と尊敬を感じたのです。だからこそ、彼女の人生を描いたこの映画が日本で上映されるのはとてもうれしいです。
「マリリン・モンロー 私の愛しかた」
監督・脚本・編集:イアン・エアーズ プロデューサー:エリック・エレナ
出演:マリリン・モンロー、トニー・カーティス、ジェリー・ルイス、ジョージ・チャキリス、ジェーン・ラッセル
2022/フランス/英語・フランス語/ワイド/120分/ステレオ/映倫:G
原題:DREAM GIRL THE MAKING OF MARILYN MONROE
字幕翻訳:星加久実/字幕監修:田村千穂
配給:彩プロ
©2023-FRENCH CONNECTION FILMS
“セルフプロデュースの達人”マリリンの魅力を再発見「マリリン・モンロー 私の愛しかた」
記事提供元:キネマ旬報WEB
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。