32歳で初優勝の花を咲かせた工藤遥加 史上2番目スローV、6人目の主催者推薦Vなど記録も“満開”
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<アクサレディス 最終日◇30日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6538ヤード・パー72>
最終日を首位と1打差の3位から出た工藤遥加が、2011年8月のJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)入会から4991日を経て、念願の初優勝を果たした。1988年のツアー制度施行以降では、1990年11月に入会し、2010年8月の「ニトリレディス」で優勝した鬼澤信子の7242日に次ぐ、史上2番目に遅い初優勝となった。
プロデビューから267試合目での初Vは、ツアー制度施行前も含めて6番目の遅さ。最も試合数を要したのは463試合目の鬼澤で、349試合目のキム・エイスク(韓国)がそれに続く。
1992年度生まれの優勝者は工藤で11人目。日本勢最多は成田美寿々の13勝で、このほか青木瀬令奈(5勝)、堀奈津佳、福田真未(ともに2勝)、野村敏京、葭葉ルミ、香妻琴乃(いずれも1勝)が名を連ねる。同世代選手の初Vは2018年「マンシングウェアレディース東海」の香妻以来、7年ぶりとなった。
また、1988年のツアー制度施行後、アマチュア、海外招待を除く主催者推薦での優勝は工藤で6人目。昨年の「アクサレディス」の臼井麗香以来だが、この大会は23年の山内日菜子から3年連続で主催者推薦で出場した日本人プロが優勝している。(文・臼杵孝志)
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