登録者130万人超 ボカロP「Kanaria」が突発性難聴を報告
ボカロPであり、VTuberとしても活動する「Kanaria」(登録者数136万人)が、突発性難聴と診断されたことを明かしました。
両耳とも低音域が聞こえにくい
Kanariaは『酔いどれ知らず』『エンヴィーベイビー』『KING』といった代表曲で知られるボカロPで、昨年8月からはLive2Dの姿でVTuberとしての配信活動を開始しました。
配信によると3月23日くらいから右耳の聞こえに不調を感じ、病院を受診。すると医師からは突発性難聴であることを告げられたそうです。
耳の中を見てもらうと、鼓膜はきれいなままで異常はありませんでした。しかし、ヘッドホンをつけて音が聞こえたらボタンを押す聴力検査を受けたところ、左右ともに聴力が落ちていると判明したそうです。Kanariaが診断結果のグラフを書いて視聴者に見せ、右耳も左耳も、低音域では平均的な水準を大幅に下回っていることを線で示しました。左耳のグラフは全体的に右耳のグラフの下側にあり、「これぐらい左右で聞こえ方が違うからそれはまぁグチャグチャに聞こえるよな」と語っています。
医師曰く、この病気にはストレスや生活リズムの乱れが影響することが多いといい、耳自体の物理的トラブルというよりは神経系の問題であるそうです。現在は薬を2種類貰って飲みつつ、しばらく制作活動はセーブして安静にしているのだとか。
今後も作曲&配信は続ける
一番辛いときの状態を100%とすると、現在は「50%くらいはマシになった」とのこと。1週間後にまた診断を受ける予定だそうです。散歩や外食をして気分転換をするうち、「ふだん音楽ばっか作ってこもってたけどさ、俺家の近所に何があるかとか全然知らなかったな」という新たな気付きもあったのだそう。
視聴者から寄せられた「活動休止するのか?」という疑問に対してKanariaは、これからも作曲を続けたいというのが本音だとしつつ、両耳の聴力差にどう向き合うかを踏まえて作曲の方法を模索する必要があると述べました。今後についていえば、制作スピードが遅くなるにしろ、今年のうちに出そうと決めていたものは間に合わせたいと考えているようです。また、配信活動も続けていく姿勢を示しました。
ボカロと生声のそれぞれで新曲を制作中であることも明かしています。
この動画のコメント欄では、
明るく話し続けれるってすげえよな、、尊敬しかない
Kanariaさんのペースでたくさん休養して治療していってください 応援してます 配信お疲れ様でした!
突発性難聴だと聞いてすごく心配だった けどお元気そうでよかった…
といった反応が寄せられています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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