「KOREA&コメディアン」チーム、ミュージカル風の演出でハイクオリティーなパフォーマンスも厳しい結果に

「ミスタートロット ジャパン」第5回より「KOREA&コメディアン」チーム
サバイバルオーディション番組「ミスタートロット ジャパン」の第5回が3月19日、Leminoで配信。引き続き本選一次が行われ、チーム「シンガー」「KOREA&コメディアン」「社会人」の3組がパフォーマンスを繰り広げた。(以下、ネタバレを含みます)
韓国の伝統的な曲調に乗せて家族や男女の情愛を歌い上げる音楽ジャンル「トロット」を課題曲に、年齢やキャリアを問わず、個性あふれる出場者たちが優勝を目指して競い合う韓国のサバイバルオーディション番組「ミスター・トロット」シリーズ。
「ミスタートロット ジャパン」はその日本版で、全世界から選ばれた男性ボーカリスト74人が、昭和から平成にかけて大ヒットした日本の歌謡曲をテーマに、初代Mr.TROT(ミスタートロット)の座を目指して熾烈な戦いを繰り広げる。
現役歌手による「シンガー」チームも思わぬ結果に
第5回は、前回に引き続き本選一次の審査の模様から。まずは現役で歌手活動を行う「シンガー」の6人のステージから。マスター予選では風水ノ里恒彦やしいたか。など、ステージ上で強烈な個性を放った「シンガー」チーム。
今回はチームでの対決ということで絆を深めるために「決起集会」として居酒屋へ。MCの後藤輝基に「練習せいや!」とツッコまれながらも、それぞれがこれまでどんな人生を送ってきたかを打ち明け、お互いを理解し合った後に合宿へと向かった。
本番では、「歌姫トロット」をテーマに、松田聖子の「青い珊瑚礁」と中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」の2曲を披露。冒頭から持ち前の安定感のある声量でステージを作り上げるが、惜しくもハートの数は9個となる。細川たかしは「しいたか。さんと風水ノ里さんは、2人で地方回ったら良いんじゃないかな。キャラが良い!」とコメント。
一方で、唯一ハートボタンを押さなかったプロデューサーの武部聡志は「僕は歌ってオリジナリティーだと思っていて、人の曲を歌っても、その人の曲になっていないと駄目。今回はそれがちょっと薄かった」と話し、最終的に審議の結果、風水ノ里恒彦、しいたか。、Tarkieeの3人が合格した。

「ミスタートロット ジャパン」第5回より、「社会人」チーム
国境を越えた抜群のチームワーク
また、本業お笑い芸人の2人と日本で音楽活動経験のある韓国人5人による混合チーム「KOREA&コメディアン」が登場。「ロックトロット」をテーマに、国境を越えたチームワークで合宿後も日本と韓国でお互いを支え合った。
本番ではミュージカル風に仕上げた見事な演出で、他のチームを驚かせる中ハートの数は8個という結果に。チームとしてのパフォーマンスの質の高さを褒められるが、本来持っているはずのそれぞれの歌唱力が発揮できず、全員での合格を逃してしまう。審議の結果、YANAGIとジュノが合格となった。
Crystal Kay「声にやられるインパクトがもう少し欲しかった」
3組目の「社会人」チームは、ほぼ全員が未経験のジャンル「演歌」をテーマに、細川の「望郷じょんから」と北島三郎の「まつり」を披露。チームメンバーで唯一の演歌経験者・大下魁希が体調不良により辞退せざるを得ないという状況になり、5人の挑戦者で難しい課題曲に挑んだ。
高難度なジャンルに挑戦した彼らに対し、Crystal Kayは「声にやられるインパクトがもう少し欲しかったですね」と評した。審議の結果、篠笛のパフォーマンスと歌唱力が認められた辻大貴のみが追加合格者となった。
「ミスタートロット ジャパン」(全10回)はLeminoにて、毎週(水)夜9:00に最新話を配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「ミスタートロット ジャパン」第5回より「シンガー」チーム
記事提供元:Lemino ニュース
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