1970-80年代を舞台に、力強く生きるシングルマザーを描く MEGUMI プロデュース 「FUJIKO」公開決定

MEGUMIが企画・プロデュースし、木村太一監督がメガホンをとった映画「FUJIKO」の製作が決定した。2026年の劇場公開を予定している。
「FUJIKO」は、1970年代から80年代にかけての静岡を舞台に、自立をテーマに描いた作品。1977年の静岡。嵐がひどく停電した病院の中、麻理を出産した富士子は、母親になった喜びもつかの間、夫・次郎の家族から理不尽な仕打ちを受け続けたあげく、赤子の麻理を次郎の家族にさらわれてしまう。子供を育てる権利を奪われた絶望の中、実母・千代の力を借りなんとか麻理を取り返した富士子は、周囲の反対を押し切りシングルマザーとして麻理を育てることを決める。しかし、その先に待ち構えていたのは、自身が憧れていたロックンロールのような波乱万丈な人生だった。
KING GNUのミュージックビデオやCFで活躍し、初長編映画「AFTERGLOWS」も手掛けた木村太一監督がメガホンを取った。主演には、映画「茜色に焼かれる」で第46回報知映画賞最優秀新人賞などを受賞した片山友希。ドラマ「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」や映画「零落」などでプロデュース業にも進出している女優のMEGUMIが、企画・プロデュースを担当している。
片山友希らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■主演: 片山友希
⾧編映画の単独主演を務めるのはこれまでのキャリアの中で初めての経験です。そして私の挑戦です。
いい作品が作れるように、肩の力を抜いて視野を広く持ち、その時感じた感情を大切にしながらお芝居ができたらと思います。日本文化と監督が触れてきたイギリス文化がミックスされた新しい映画になると予感がしています!
■原案・監督: 木村太一
自分が⾧年、最も大事にしていたストーリーが映画化される事になり、大変嬉しいです。
同時に映画監督としてのキャリアで最も重要な時期を迎えていると実感しています。二度とないチャンスを頂いた今、重圧に負けない強い気持ちを持って撮影に挑み、自身の最高傑作を作り上げますので、応援よろしくお願いします。
■企画・プロデュース: MEGUMI
木村監督から是非一緒に作品を作りたいと、お誘いを頂いて早2年。
本当に色んな事がありましたが、やっとクランクイン出来る事に感激しています。
1970 年代の静岡で、何かを掴もうと諦めなかった FUJIKO という存在が、観て下さる方の光になって貰えたら嬉しいです。また今回は素晴らしい俳優、クリエーターさんが集結してくれました。
時代ものである今作を新感覚で楽しんで頂けると思います。是非ご期待ください!
【作品情報】
FUJIKO
2026年公開予定
配給:Atemo
©2026 FUJIKO フィルムパートナーズ
記事提供元:映画スクエア
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