胸にしみいる児童文学 「煙のように消えるねこ」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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イギリスの作家、リンダ・ニューベリーが書いた児童文学『煙のように消えるねこ』(徳間書店)が発売された。ネコの秘密を知った少年が奔走する、胸にしみいる物語。イラストレーター、丹地陽子さんのネコへの愛が伝わってくる挿絵もたっぷり楽しめる。
裏庭のある古い家に引っ越してきたサイモンは、草やツタがジャングルのように生い茂り、木登りにぴったりのリンゴの木が生えているこの裏庭で遊ぶのが大好き。ある時、隣の庭をのぞくと、そこで不思議な出来事が起きていることに気づく。おばあさんと、悲しい秘密のあるブルーというネコをめぐって繰り広げられる美しい物語。やさしく、ふんわり包まれるような一冊だ。税込み1650円。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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