後ろめたい過去を抱える80歳の女性 生き抜く強さと親友との絆や愛情描く 「秋が来るとき」公開決定
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2024年のサン・セバスティアン映画祭で脚本・助演俳優賞を受賞し、2025年3月20日からはじまる横浜フランス映画祭2025でも上映される、フランソワ・オゾン監督最新作「秋が来るとき」が、5月30日より劇場公開されることが決まった。 「秋が来るとき」は、自然豊かなフランス・ブルゴーニュの秋を舞台にし・・・
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2024年のサン・セバスティアン映画祭で脚本・助演俳優賞を受賞し、2025年3月20日からはじまる横浜フランス映画祭2025でも上映される、フランソワ・オゾン監督最新作「秋が来るとき」が、5月30日より劇場公開されることが決まった。
「秋が来るとき」は、自然豊かなフランス・ブルゴーニュの秋を舞台にした人生ドラマ。自然豊かで静かな田舎で一人暮らしをしているミシェル。休暇で訪れる孫と会うことを楽しみに、家庭菜園で採れたにんじんをスープにし、デザートは自作のケーキ、そして秋の気配が色づく森の中を親友とおしゃべりしながら散歩する。そんな穏やかでささやかな生活を守り抜くため、最後の人生を自分らしく生き抜くために受け入れた、ある秘密が描かれる。
フランソワ・オゾン監督の子供時代の思い出から着想を得て制作され、幼少の時に毎年訪れていたブルゴーニュが舞台となっている。そんな美しいブルゴーニュの景観の中、後ろめたい過去を抱えつつも80歳のミシェルが人生の終盤を生き抜く強さ、そして親友を互いに信じ合う絆と愛情を描き出している。
主人公ミシェルを演じたのは、映画や舞台で活躍するベテラン女優のエレーヌ・ヴァンサン。親友役にジョジアーヌ・バラスコ、息子役にサン・セバスティアン映画祭で助演俳優賞を受賞したピエール・ロタン、「スイミング・プール」のリュディヴィーヌ・サニエが顔をそろえる。

【作品情報】
秋が来るとき
2025年5月30日(金)新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ロングライド、マーチ
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記事提供元:映画スクエア
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