進化した分離膜技術：選択的端面封止技術とその応用

概要

会社名：株式会社空調服
本社：東京都板橋区
代表：市ヶ谷 弘司
公開日：2025年3月10日
技術内容：選択的端面封止技術に基づく分離膜のセル化と各種分離用モジュールの製法
販売開始予定：2025年以内
関連リンク：https://9229.co.jp/lp/Ichigaya-module/
YouTube動画：https://www.youtube.com/watch?v=J3oKosDJ-rQ

選択的端面封止技術とは

選択的端面封止技術とは、供給側流体の通路と透過側流体の通路の2種類の通路が露出している積層体の端面で、その一方の流通口を閉鎖し、他方の流通口を開口する技術です。封止材を用いて一方の流路口だけに材料が浸透する方法など、様々な手法が考案されています。この技術は、従来の分離膜モジュールが悩んできた接着コストや性能活用の問題を解消し、製造コストの削減や性能向上、セル化が可能になります。

選択的端面封止技術の応用

この革新的な技術を用いた提案モデルとして、超並列型分離膜モジュール、スパイラル型分離膜モジュール、ロール型分離膜モジュールがあります。これらのモジュールは、CO2回収から海水淡水化、食品・飲料産業、化学・石油化学産業へと幅広く応用可能となることが予想されます。

まとめ

空調服の選択的端面封止技術は、あらゆる産業分野での応用可能性を予測させる画期的な技術です。製造コストの削減から性能向上、そして幅広い分野への適応力を持つこの技術が、分離膜技術の新たな可能性を切り開いています。