最年長は40代? もっとも若いオリンピアンは20歳【パリ五輪ゴルフあれこれ】
112年ぶりに「リオ五輪」で復活した五輪ゴルフ競技が、まもなくパリで開幕を迎える。男子は8月1~4日、女子は7~10日にパリ市街地からほど近いル・ゴルフナショナルで開催される。
4ラウンド、72ホールの合計ストロークで争われる五輪ゴルフ。男女それぞれ60人が出場し、メダル獲得を目指すことになる。
男女の世界ランキングに基づき代表が決まり、原則各国2人(同ランキング15位内の場合最大4人)までが選出されているが、その顔ぶれは多彩だ。世界のトップランカーは当然ながら出場。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、同2位で今季メジャー2勝、さらには前回の東京大会金メダリストのザンダー・シャウフェレ(ともに米国)らが優勝の最有力候補だ。
日本からは松山英樹と中島啓太。そしてアイルランド代表として出場するローリー・マキロイ(北アイルランド)、新進気鋭のルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)、現在はLIVゴルフに移籍しているジョン・ラーム(スペイン)なども注目だ。
ベテランから若手まで世界の一流が出そろったパリ五輪。気になったので年齢を調査してみた。男子の最年長はカミロ・ビジェガス(コロンビア)とアレックス・ノレン(スウェーデン)の二人。ビジェガスが1月生まれで最年長だ。
最年少は、韓国代表のトム・キム。2002年6月21日生まれの22歳で、すでに米国男子ツアーで3勝を挙げる若き実力者だ。22年には米ツアーで2勝、昨年も1勝を挙げておりすでにツアーの中心選手。メダル獲得も期待されている。
女子を見ると、最年長は44歳、フィンランド代表のウルスラ・ウィキストローム。カナダ代表のアレーナ・シャープが2番目の年長で43歳となっている。
最年少はシンガポールのシャノン・タン。2004年生まれの20歳は今年の欧州女子ツアー「マジカル・ケニア女子オープン」で優勝を遂げている。ピア・バブニック(スロベニア)も20歳、ローズ・チャン(米国)とアタヤ・ティティクル(タイ)も21歳、22歳の山下美夢有が続く。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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