寺尾聰×松坂桃李 アルツハイマーの父と息子が奏でた奇跡「父と僕の終わらない歌」 本予告解禁&ディーン・フジオカ出演決定
2016年イギリス、アルツハイマー型認知症を患った父と、車中で楽しそうに歌う息子の動画が世界中の家族に感動と希望を与えた実話を基に、横須賀に生きる父と息子に置き換え、それぞれの愛と葛藤、家族や友人たちに支えられながら、アルツハイマーの父が若き日に諦めたレコードデビューの夢を再び叶えようとするまでの感動の物語を描く、「父と僕の終わらない歌」が、5月23日(金)に全国公開。新キャストとしてディーン・フジオカの出演、寺尾聰演じる父の歌う劇中歌初披露となる予告映像が解禁となった。
本作でディーンが演じる亮一は、松坂桃李演じる雄太のパートナーであり、父のアルツハイマー型認知症の発覚により実家に帰ることとなる雄太の背中を優しく押す、温かな雰囲気のあるミュージシャンという役柄。予告映像は、出演者の一人である、佐藤栞里が優しい声音でナレーションを務め、実際に寺尾が歌っている『Volare』を聴くこともできる。
https://youtu.be/QRHFYdghs18
■ディーン・フジオカ(亮一役)
オファーをいただいた時は、“親父”に久しぶりに会いにいくか!という感じでした。コロナもあり、寺尾さんとはだいぶご無沙汰になってしまっていたので、この映画があったお陰ですごくいい機会をもらったなと思いました。出演が決まった後すぐに、“息子へ”というタイトルで熱いメールをいただきました。『会えるのを楽しみにしている』、『今回出てくれてありがとう』と親父からメールが来て、自分も本当に心から、久しぶりにお会い出来るのを楽しみにしていたので、現場で久しぶりに再会して嬉しかったです。前回の共演以来、食事に連れていってもらったり寺尾さんのライブにお邪魔したり、メールのやりとりをさせてもらったり。毎回すごく色々なことを教えてもらっていて、『かっこいいなぁ』と、いつも親父の背中を見ているような感じです。今回も楽屋で俳優部みんなを包むような包容力や、久しぶりに親父のでっかいハートを、大きな包み込むような愛を感じました。人生を込めたこの作品、ご家族と、お友達と、是非劇場でご覧ください。
Story
かつてレコードデビューを夢見たものの、息子・雄太のためにその夢を諦めた父・哲太。横須賀で楽器店を営みながら、時折地元のステージで歌声を披露しては喝采を浴びてきたユーモアたっぷりで人気者の哲太は、ある日、アルツハイマー型認知症と診断されてしまう。全てを忘れゆく父を繋ぎ止めたのは、彼を信じ支え続けた息子、強く優しい母、強い絆で結ばれた仲間、そして父が愛した音楽だった──。大好きな歌を歌う時だけ、いつもの父さんが戻ってくる。父さんの夢は僕ら家族の、皆の夢となって再び動き出す──。
「父と僕の終わらない歌」
出演者:寺尾 聰、松坂桃李、佐藤栞里、副島 淳、大島美幸(森三中)、齋藤飛鳥、ディーン・フジオカ、三宅裕司、石倉三郎、佐藤浩市、松坂慶子
原案:『父と僕の終わらない歌』サイモン・マクダーモット著 浅倉卓弥 訳(ハーパーコリンズ・ジャパン)
監督:小泉徳宏
脚本:三嶋龍朗、小泉徳宏
音楽:横山 克
製作幹事:日活 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
制作プロダクション:ROBOT
制作協力:EPISCOPE
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開:2025年5月23日(金)全国公開
©2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会
寺尾聰×松坂桃李。記憶をなくす父と支える息子が奏でる奇跡「父と僕の終わらない歌」
記事提供元:キネマ旬報WEB
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