JR神戸線”須磨海浜公園駅”どこが変わった? 西日本で唯一”シャチ”に出会える 「神戸須磨シーワールド」は学べるエンタメ水族館!
海で一最も強いといわれている「シャチ」ですが、日本でシャチに出会える水族館はわずか3か所しかないのをご存じですか?そのうちの一つが「神戸須磨シーワールド」なんです。
2024年6月1日にオープンしたこの施設では、貴重なシャチのパフォーマンスを間近で楽しめ、窓越しにシャチを観ながら食事ができるレストランもあり、神戸須磨シーワールドホテルでは宿泊者がイルカと触れ合える体験プログラムが用意されています。最寄り駅となるJR神戸線「須磨海浜公園駅」では、その玄関口のイメージに沿った駅内装の改修が行われたようです。
JR神戸線「須磨海浜公園駅」わくわく感を感じるリニューアル
この須磨海浜公園駅の改修を知ってたよーって人手をあげてー。まぁ、手をあげたとて見えないんですけどね・・・
今回の駅リニューアルでは、手を伸ばすとすぐそこに届く、海中の世界が駅内に広がります。デザインや施工を手掛けたのは、JR西日本グループの関西工機設備です。

神戸須磨シーワールドに向かう利用者に、駅到着から期待感を高める目的と、地元沿線住民に愛される駅を目指して装飾がされました。装飾箇所は、須磨海浜公園駅構内の5箇所です。
もうすでにコンプリート者はいる?手上げてみて?って、見えないんだった。
シャチに出会える!貴重な水族館「神戸須磨シーワールド」
海で頂点になる捕食者といわれるシャチを飼育している水族館ですが、日本では2025年3月現在、神戸須磨シーワールド(兵庫県)と鴨川シーワールド(千葉県)、名古屋港水族館(愛知県)の3か所のみです。(過去、アドベンチャーワールド、三津シーパラダイス、太地町立くじらの博物館、江ノ島水族館などにも居ました。)

シャチ自体が非常に希少であることや、国際取引がワシントン条約で規制され学術目的以外の捕獲は禁じられていること、飼育や展示を制限する国や地域が増えたり、飼育環境を整える事が困難だったり、金銭的な問題など様々な要因があり、生きているシャチを近くで見ること自体が、非常に貴重な体験になっているといえます。
「神戸須磨シーワールド」は2024年にオープン
神戸須磨シーワールドは、須磨海浜公園と神戸市立須磨海浜水族園の約139,000㎡もに及ぶ敷地の再整備により、隣接する神戸須磨シーワールドホテルと共に2024年6月1日にオープンしました。
西日本で唯一のシャチ展示がある水族館ですが、オルカスタディアムではシャチのダイナミックなパフォーマンスを楽むことが出来、世界初のシャチに関する教育ゾーンでは生物学的情報の提供だけではなくオホーツク海におけるシャチの生態調査のデータが紹介されています。また、横幅21m×高さ2.7mの窓越しにシャチを観ながらお食事ができるブッフェレストラン、ブルーオーシャンオルカスタディアムが整備されています。

このレストランは、パフォーマンスを行うメインプールの1 Fにあるため、パフォーマンス中の躍動感あふれる水中のシャチの動きを近くからみることができます。
神戸須磨シーワールドでは、瀬戸内海の自然や神戸・須磨の生態系が学べる展示が用意され、徳島県鳴門の渦潮など瀬戸内海を象徴する生態系が再現されています。
また、イルカのパフォーマンスも開催され、イルカの生態を間近で学べる施設や、イルカとふれ合い生態を学ぶことができるドルフィンビーチも整備されています。
神戸須磨シーワールドではコンセプトを、学び「Education(エデュケーション)」と遊び「Entertainment(エンターテインメント)」を融合した「つながるエデュテインメント水族館」としており、大人も子どもも楽しみながら学べる施設を目指しています。
ホテルでは宿泊者限定イルカふれあい体験も
隣接するオフィシャルホテル「神戸須磨シーワールドホテル」には、日本初、常設するドルフィンラグーンが設置されており、宿泊者限定イルカとのふれあい体験プログラムが用意されています。

宿泊者限定プログラム「ドルフィンエクスペリエンス」では、ラグーンの浅瀬でイルカとふれあえる他、イルカの背びれにつかまり、ラグーン内を一緒に泳ぐこともできます。バンドウイルカの生態・形態を学び、ふれあい体験を通じてイルカたちの能力や力強さを肌で感じることができる特別な体験プログラムです。

シャチがいるからこそ体験できる、本当に貴重なひとときを体験してみるのは、おすすめです。また、イルカと直接触れ合いたいという方は、ホテルへの宿泊も合わせて、検討してみてはいかがでしょう。
(旅行や観光の情報や、ニュースをお届け! 鉄道チャンネル )
記事提供元:鉄道チャンネル
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。