“しっくりきた”重心で課題払拭 畑岡奈紗は上位フィニッシュへ「ビッグスコアを出せれば」
<HSBC女子世界選手権 3日目◇1日◇セントーサGC(シンガポール)◇6779ヤード・パー72>
トータル2オーバー・35位となかなか浮上できずにいた畑岡奈紗だったが、3日目に“糸口”をつかんだ。6バーディ・2ボギーの「68」でラウンド。トータル2アンダー・17位タイまで順位を上げ最終日を迎える。
この2日間の大きな課題はパッティング。シンガポールには自分が打ちやすいように、ロフトを立てたり、シャフトの長さを短くした新しいパターを準備して挑んでいた。ただ、「パターの長さを変えたから、入っていないわけではない」ときっぱり。グリップを握る手や、ボールの位置が毎回変わりやすいことも挙げ、自分の動きが原因と考えている。
ストローク中には「体がグラグラする」ことを感じていたが、目をつけたのは足の重心位置。「つま先重心で、腕の向きが少し内旋しやすくなっていたから、毎回違うストロークになりやすく安定感がなかったのかなと思いました」。それを、この日の朝の練習で調整した。
意識しているのは「足裏3点(つま先、母指球、かかと)でしっかりバランスよく立つことが大事」という部分。ただ、バーディパットを決めたい思いが強いときに「どんどん前屈みになり、つま先重心になっていた」とも話す。そこを修正。「バランスが取りやすくなって、ストロークが全体的にやりやすくなった」と2日間の課題を払拭し、スコアに結びつけた。
「まだ原因がそことは言い切れないかもしれませんが、少し“しっくり”きているので、続けていければいいなと思います」。最終日のみならず、今後に向けても大きな収穫を得たことになる。
ティショットでフェアウェイを外したのは2回、パーオンを外したのも4回とショット面は安定している。「特にティショットが本当に良かった。アイアンはもう少しかなという部分はあります」とも話すが、グリーン上に集中することができる状態だ。
「やっとバーディの数も増えてきたし、そういう機会を増やしていきたい。あしたビッグスコアを出すことができれば上位を狙える位置でもある。頑張りたい」。前戦の「ファウンダーズカップ」は11位だった。上位フィニッシュのため、「しっかり強めに打っていけるように」とパットを握る手に思いを込める。(文・高木彩音)
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